わたしはシンデレラの物語が大好き![]()
いつからかは覚えてないけど。。
みんなにいじめられても
お掃除がんばってたら
魔法使いが現れて
かぼちゃの馬車に乗って
舞踏会に行けるんでしょ![]()
王子さまにみそめられたのに
魔法が解けちゃって
もとのお掃除の生活に戻っても
いつか見つけてもらえるんでしょ![]()
いいことしてりゃ
いいことがあるってことだよね〜![]()
いいことコツコツやっとこう〜![]()
っていうのが若い頃の私の解釈![]()
だから私はとっても良い人でいた。
シンデレラみたいに
きっといつか
誰かが助けてくれるはずだから![]()
まぁ、概ね間違っちゃいないとは思うし、
それでもなんとかうまく生きていけるんだけど。。
哲学的に考えることが好きだった私は(要はめんどくさい。。
)
物語の後を想像するのが大好きで
シンデレラは王女になったあと幸せだったのか?というのがいつも疑問に残ってた![]()
ほかの物語でも、いつも
そのあとどうなった?
って考えるのがクセだった。。。
シンデレラは幸せになったあとに
何か嫌なことがあった時
やっぱり自分なんて。。。って思わなかったの??
この物語の中には
たくさんのヒントや
ターニングポイントが散りばめられていたことに
少しずつ気づくようになったら
さらにまたこの物語が好きになった![]()
どれもささいなことばかりだけど
それがなければ次に展開しないこと
そこに囚われてたら受け取れないこと
例えば。。。
ほんのちょっとの勇気![]()
魔法使いが現れた時、怪しいって思わなかった?
受け取っていいんだという許可![]()
ドレスとか着たことないのに
馬車だって乗ったことないのに
受け取れる?
その場を全力で楽しむこと![]()
舞踏会はみんな煌びやか!
その中で堂々としていられる?
みんなが見てる中で王子さまと踊れる?
不安と向き合うこと![]()
12時の鐘が鳴った時
怖くなかった?
あーやっぱり魔法がとけて
みんなにバレちゃうって思わなかった?
ガラスの靴が脱げちゃった時、
すごーくショックじゃなかった?
魔法がとけて、もとの世界に戻った時に
もうこれでおしまいだって思わなかった?
いつかバレてみんなに袋叩きにされるかもって思わなかった?
やっぱり自分には無理だって思わなかった?
もし私だったら、
王子さまが探しにきた時に
そのガラスの靴を私も履いてみたい!!
って言える?
それで王子さまと結婚したあとも
堂々としていられる?
私、王女さまをやっていけるんだろうか。。なんて思わない??
どっちの世界に行きたくて
どっちのほうがリアリティを感じられたか
行くと決めたら疑わずに行けるのか
戻らないと決められるのか。。。
楽しめないんだったら
最初から行かない方がいいって思っちゃわない?
何回も何回も考え続けた。。。
シンデレラは
魔法の力も
自分の力も
どちらも完全に受け取っていたんだ。。。![]()
1ミリも疑うことなく![]()
しかもそれは全部
すべて
巧妙に
自分で創りあげていたんだ。。。
何度思い出しても私に力をくれる物語![]()