フィレンツェ ウフィツィ美術館㊲の37回目です。
昨年の2月はイタリアのフィレンツェにいました。
2月18・19日はウフィツィ美術館、20日はパラティーナ美術館でした。
今では国内の移動もままならない状況です。
一日も早くこの地球からコロナ禍が収束することを願っております。
ウフィツィ美術館で目にとまったトップ5以外のルネッサンス期の作品です。
#1-2 フランチェスコ・モランディーニ(ポッピとも) 『三美神』 1570
モランディーニはフィレンツェで活躍した画家で、ヴァザーリの弟子でした。
描かれているのはギリシャ神話のジュピターの娘のエウプロシュネー(歓喜、祝祭)、
アグライアー(典雅・優美)、タレイア(豊かさ、開花)です。
この絵の依頼主はメディチ家のフランチェスコ1世で、2番目のトスカーナ大公です。
#3-4 三美神といえばボッティチェッリの「プリマヴェーラ」を思い出しますが、ボッティチェッリの方が
優美だと思います。
#5-6 Alessandro Allori 『Venus and Cupid(ヴィーナスとクピド)』 1570
Alessandro Alloriはイタリア人画家でブロンズィーノの弟子でした。
この作品の解説がウフィツィ美術館のHPで紹介されていますが読解できませんでした。
https://www.uffizi.it/.../%2Fvenus_and_cupid_alessandro...
#7 Alloriの師のブロンズィーノの作品『愛の寓意』 ロンドン・ナショナルギャラリーです。
#8-9 Jacopo Ligozzi 『Allegory of Fortune(フォーチュンの寓話)』 1580
フォーチュン(フォルトゥーナ)はギリシャ神話の運命の女神。
Jacopo Ligozziの3作品がウフィツィ美術館のHPで紹介され、この『Allegory of Fortune』も
紹介されていますが私の英語力では、読解できませんでした。
https://www.uffizi.it/en/artworks/ligozzi-fortune
驚いたことにこの作品はビデオ紹介もされています。
ウフィツィ美術館にとって特別な意味を持つ作品かも?
ただしイタリア語なので私には意味不明です。
https://www.uffizi.it/en/artworks/ligozzi-fortune
(画面を下にスクロールすると動画があります)