トルコ旅行の続きで、いよいよアジアからヨーロッパに入ります。
アジアサイドとヨーロッパサイドはボスポラス海峡で隔てられています。
ツアーバスは渋滞の中ですが、ゴ―・ストップを繰り返しながらもゆっくりと進んでいます。
ついにボスポラス海峡にかけられたボスポラス大橋を渡ります。
人生初のヨーロッパです。
ボスポラス大橋を渡ると左手の海の向こうにドーム状の建物が見えてきました。
ビザンツ帝国時代に建てられたアヤソフィアのようです。
アヤソフィアは約1100年間ギリシャ正教の大本山でありながら、1453年にビザンツ帝国が
陥落すると、1931年までイスラーム寺院となった数奇な歴史を持つ施設です。
一建物が数奇な歴史を持つ典型だと思います。
この一月半、あまりにも周囲が目まぐるしく動き、トルコの楽しかった思い出がどこかに
吹き飛んでしまいました。
しかし、このバタバタの状況下、トルコ旅行を思い出すことが、次に進むためのきっかけの
一つとなりました。