考えてみると

私だけが 底の底に 取残されている。

 

 その時々で

皆と一緒に 子供の受験や 就職や

仕事や 婚活や 色んなことを頑張ったつもりだが

 

気がついてみると

ただ 一人 底に残されたままだ。

 

 例えば

3人で 子供の受験を頑張っていても

残りの二人は 合格で 我が家だけ 不合格で

二人は 一歩階段を 上がったが

私は 底のまま。

 

就職も 婚活も いつも 皆が

階段を一歩づつ 上がっていくのに

私は まだ底のまま。

 

 そうして もう随分 差がついてしまった。

気が付けば 皆は、遥か 雲の上の方に行って

我が家は まだ 地べたに はいつくばっている状態・・・

 

 もう 上は 見えない。

皆は どこに行ってしまったのだろうか???

 

 うさぎとカメのように 最後に抜かすなんてことは

絶対に無理。

 

 ああ、どうして いつもいつも 私ばかり。

 

どうしたら

 階段を

たった 1つでもいい

上がることが できないのか?

 

考えると もう疲れてしまい

自然体で 雲にのって 風に吹かれていくつもりが

結局

 なかなか そうはなれないものだ。

 

わかったのは 風が吹くところまで 行くのも

大変だ、ということだ。