母のいる人、亡くなった人

それぞれが 母の日のプレゼントのことを話すのを聞いて

色んな人がいるなーーーと

思った一日だった。

 

 まずは、

母も義母も亡くなっていて

”私 もう 何にも考えなくてもいいから、本当に 楽ちん”

と話す人。

 

 両方とも亡くなっていても

仏壇に お花を贈る人は たくさん いる。

 

母がまだいる人が

”プレゼント何にしようか、迷うわ”

と言うと

 

亡くなっている人は 

 

”もう 亡くなっているから 本当に手間なし”

という人がいると思えば

 

”そんなこと言わないで。いるだけで 幸せじゃない?”

という人。

 

 まあ、どちらがどうということはないけれど。

 

いるだけでいい、というけれど

あなたも 親が生きている時は 

ああ、うっとおしい、面倒くさい

と 言い放っていたよね~~~

と思ったが

黙っておいた。

 

 亡くなると そう思うのかもしれないが

仏壇に 花は贈っていないようだから

他人に対して 好い恰好しい な人なのかもしれない。

 

 母の日は、本当に 頭を悩ませる。

 

実家の母は 欲しいものを聞けばいいが

義母は

高齢になると 食べ物も食べられないし

欲しいものはないし、服もいらない、

出掛けないから 日傘もいらない。

 

 甘いお菓子は 体に悪い、

 

大変だ。

 

お花がいいかと思えば

世話が大変、枯らすと悪い、などと言う。

 

 一緒にご飯を食べるのも無理だし

出掛けるのも難しいし。

 

母の日の贈り物は やっぱり 難しいものだ。

 

 娘はといえば ここのところ 毎年

中村藤吉さんの 抹茶ゼリイだ。

 

 大好物なので 嬉しい。

 

”皆が 健康で 元気でいてくれることが 一番の プレゼントだから

ものは、何にもいらない”

 

私は 毎年、そう答えることにしている。

 

また、お礼に 何か ランチでも 一緒に食べようと思う。

 

プレゼントのお礼を考えるのも 結構 大変だ。