調子に乗ると 足元みられる。

 

大成して 良いことが続いたりして

自分では、そんなつもりではなくても

何となく 舞い上がっていて

足元を見られることがある。

 

 勝って兜の緒を締めよ

 

という諺があるが、

良いことが続いた時こそ

褌を締めなおして

兜の緒を締め、

浮かれず、

謙虚な気持ちで過ごさないと

いつのまにか

足元を見られて

悪い方向にいくような出来事が起こったりする。

 

天狗になっては、いけない。

ましてや、 他人から 

”あの人 一人で、成し遂げたような気持ちになって天狗になっている”

などと 陰口を叩かれると 決まって

地に堕ちる。

勿論 大谷君は そんな人ではないだろうが。

 

 かつて、知り合いで そういう人がいた。

そのお陰で 皆で楽しくやるはずだった

祝勝会が 全部なくなり

お祝いムードは 一変して

本当に寂しく がっかりしたことがあった。

一生懸命頑張ったのに

その人のせいで 喜びの会がなくなり

自粛するように言われ、

まるで 皆で頑張ったことがなかったかのようになってしまった。

 

 大谷君も 良いことが 続きすぎていたのかもしれないが

まさか、こんなことで、という出来事だった。

 

 まあ、環境にあれこれ 変化がある時は

とかく こういうことは あるものだ。

 

 6億も、という人がいるが、たかが 6億円ではないか。

大谷君にとっては、はした金だろう。

私たちの 6千円、6万円 くらいの 感覚だろう。

そんなお金で、どうしてこんなことに、という気持かな?

 

金額など問題ではない。

信頼していた人の裏切りは、きつい出来事なんだろうか、やはり。

 

 そうだとしたら、そういう感覚を まだ 持っている 大谷君は

少し 好感が持てる。