こんにちは〜




先日有給取って、旅してきました!


熱海と修善寺温泉。

両親と妹家族と私。

8人の大所帯。






















父が肺がん手術から間質性肺炎で死にかけて、早5年。

ちょいちょい再発しては、治療して持ち直していましたが



先日副腎に癌が見つかり、今までとてもよく効いていた抗がん剤も効果なく


緩和ケアに移行。


それが秋口から12月くらいの話だったかな?


まだその時は元気で


真冬は身体に堪えるからと

春になったら最後に旅行に行きましょうと計画を立てていました。




1ヶ月前に実家に行った時も全然元気で

旅行楽しみだなーなんて思っていましたが




どうやら2週間前から急激に体調が悪くなっていたらしく



声も掠れてまともに喋れないし、激痩せしていて

とても旅行に行ける状態ではなかった。



本人はどうしても行きたいと気力を振り絞ってその日のために食事をしていたと聞いて




なんとか今回の旅行が楽しめますようにと祈りながら行って来ました〜




甥っ子長男が海釣りをしたいと言ったので


元は釣りが好きだった父はエスコートしようと頑張りました!


今までなーんにもしないで母に任せきりの人生。


今回ばかりは施設に連絡したり色々手配したようです。



花を持たせて受付も父が。

声も出ないのが泣けてきた。 



関東から行っているので到着は昼頃。


釣れないかもなーとハラハラドキドキ。


でも小さいお魚がそれぞれ釣れました!

写真も撮って満足満足。


他のお客さんは1匹も釣れずに帰った人もいて、とてもラッキーでした。




キャッチアンドリリースをしていたのですが、一度リリースした魚を空中でカモメがキャッチ!


甥っ子達大盛り上がり!



甥っ子姪っ子の初海釣り、楽しめました〜!




大役を無事務めた父はそこで気が緩んだのか

一気に具合が悪くなってしまって悲しい


夕食ブッフェ➕特別料理

朝食ブッフェ

食べられずずっとベッド。


温泉も入れず



可哀想なことをしましたねー



母は


この旅行の為にご飯を頑張って食べていたんだから、寿命も少し伸びてよかったのよ!


と言ってましたが



本人はどう思っているのかな?


行ってよかったと思ってくれているといいけれども




10人乗りのワゴンをレンタルしての旅でしたが、乗り慣れない車で

パーキングで隣の車にぶつかってしまい

事故処理でだいぶ時間が押して



父の酸素のボンベが無くなりかけるというハプニングもありました。



ちょうどチェックインの手続きを義弟と母がしていましたが


ピーピーアラーム音。


家族みんなパニックで

順番に受付に駆け寄る。


私「酸素なくなる!もう行ける!?」

妹「やばい!時間ない!」

甥っ子長男「酸素やばい!」



受付のお兄さんも大慌て笑


受付終わってなかったけど、鍵だけ先に貰って慌てて部屋へ


お兄さん、本当にすみません笑い泣き




てゆうかボンベのタイムリミットなんてみんな知らなくて、ゆっくりしてました。



父と母よ、肝心なことは伝えておいておくれよニヤリ




間に合ったから笑い話です笑い泣き




浴衣を選べる旅館で、最初選んだのは地味でおとなしいグリーンの浴衣。


サイズ間違えてツンツルテンだったので


サイズ変えてもう一枚。


せっかくだから柄を変えて、大柄の赤い椿の模様の派手目のやつ。



そしたら、褒めることを滅多にしないぶっきらぼうな父が



「その浴衣はいいじゃないか。そのほうがいい。」と



死期が近いから、頑張ってコミュニケーションを取ろうとしてくれているんだね



またまた泣けてきた。




先ほど母と連絡を取ったら

今日はおかゆも食べられたし

テレビで野球を見ていたと



もう少しだけ時間はありそうです。



ちなみに私のリウマチはというと

父の体調で頭がいっぱいで忘れていた!笑



毎日このくらい他のこと考えていたら、気にならなくなるかしら!?笑い泣き