GIDあるある! | わたしの夢はどこに・・・

わたしの夢はどこに・・・

私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。

NHK・Eテレの「ファースト・デイ わたしはハナ!」全四話見ました

  井手上獏さんの吹き替え、違和感なく聞いていました(^O^)

  内容は、一言で言えば”GIDあるある!」

  アウティングからカミングアウトせざるを得なくなって

  周りの目にたいして立ち向かえるようになるまでのあれこれ!

  それでも9歳には親から受け入れられたのですから、うらやましいですネ!

言葉はそれなりに知れ渡っていながらも

  世の中で実際に受け入れられているかというと、まだまだだなぁ~と思うのです

そんな中での悪意のある、さらには無意識の一言こそ

  辛いものがあったりします

 

でも現実の”今”

  世の中の人々全員がわたし達を当たり前のこととして受け入れてくれているわけではありません

  いくら願っても、世の中が勝手にわたし達が行きやすいように変わってくれるものではありません

  もちろん、そういう世の中になるまで(いつになるかわかりませんが)待つという

  選択もあるかと思います

 

でも待てないならば

  他人の目ではなく、自分の心に従って

  周りとの軋轢は覚悟して、進むしかないのだと思います

  そしてその時には、どうしても手放せない一つのことのみを手元に残し

  それ以外はすべて手放す覚悟をすれば

  なんでも耐えられるかな???

もちろん現実には、そんな簡単に決断し、行動できるわけではないですが

  基本はこういうことだと思っています

 

まずは どうありたいかを想い

  その想いに正直に動き続けて

    その先に、自分の想いが成し遂げられる

  のだと思います

 

「わたしは、ハナ」

  「(生まれた時から)ずっと女の子よ!」と

  ハナもやっと第四話で、自分の意思に寄り添って歩き出しました

まだまだ周りの目は、無知と悪意に取り巻かれながらも!

  それでも歩み続ければ、(少なくとも自分の周りからでも)変わっていくのだと思います

  変わるはずだと、思い込むしかないのです!

自分の居場所は自分で創ります

  自分が生きやすいように、自分のために、自分で出来ることを、少しずつでも・・・

  それでわたしは埋没することを必ずしも目指すことはなく

  機会があれば、わたしを通してGIDのことをお話する(カミングアウト)ことは

  いとわずに行ってきました

少しでもわたしの周りからは、「そんな人は知らない、いない」という方を減らすように!

  無知こそ、恐怖をいだき、わたし達を忌避する原点だから

  わたしを通して、わたし達も変わらないんだなぁと思ってもらえるように

 

 

 

【追記】

テレビ東京系列で放映されている西島秀俊主演の「シェフは名探偵」を観ています

  今日のお話でトランスジェンダーのパティシエが出てきました

  女性だけのレストランのパティシエが無断失踪するのだが

  西島の推理で彼女はトランスジェンダーで、居場所がなくなるだろうと思い込んでいるのではないか

  と昔の仲間の女性経営者に伝えます

その時の彼女の反応が「相談してくれればいいのに~」

  とうじしゃからしたら難しい判断ですネ(-_-;)

  相手の心は分からない!

  相談して「いいわよ!」と言われるかどうかがわからない・・・

  それまでに否定され続けいれば、より一層マイナスに考える!

わたしにしたって、多分大丈夫だろうと思ったから会社にもカミングアウトしたのだけれども

  それでも100%の保証はない!

  普段から自分の考えは表明しておいて、相手に伝えておくことは大事かな、と!

  

ニュアンスは若干違うけれど、わたしの子供達との付き合い方というか

  私にとっての子供の位置づけを子供たちにも、チョコチョコとお話しています

  どれだけ伝わっているか、また全部話してくれているとも思いませんが

  今でもそれなりにお話ししてくれるのは、多少はわたしの想いがつたわっているのかな(^O^)/