今までは離れていたのでなかなかお誕生日のお祝いもできなかったですが
ましてや今年は白寿(百マイナス一は白)なので
折角傍に来たのだから、そして来年もお誕生日をお祝いできる保証もないので
初めて母娘二人旅の真似事です
過去記事に、わたしはわたしの子どもとの親娘旅は何度もさせてもらっていますし
先日初めて下の子ともお泊り旅をしてきました
”やれる時にやる!” そうでないとチャンスは逃すことは多々あります
そういう訳で今日は有休を取って、昨日から動き出したのですが
昨日の朝一は町内の一斉清掃の日
今回は家の周りの道路ではなくて防火水槽周りの担当でしたが
かと言って家の周りの道路もそのままという訳には行かないので
防火水槽周りが終わってから、班長さんと二人して周りもさらってきました
お掃除が終わってから洗濯機を回して、干してからお出かけの準備です
母のお迎えはお昼過ぎ、そのお時間に合わせてファミレスでご本を読みながら調整です
施設に着いて、お薬や着替えも用意していただいていたので
それらもお車に運び込んでお宿に向かいます
ただその前に、バウムクウヘンの本店によって個包されたものを予約しようとしたのですが
予約は受け付けていないので、取っておくわけには行かない、とのことでした
母の白寿のお祝いのお裾分けに少し用意しようと思ったのですが
時によっては完売するそうですが、今日にかけるしかなくなってしまいました!
これで今日のお宿に向かいます
本当ならいつも使っている熱海の宿にするところですが
母の体力を考えるとそう遠い処には行けないので。市内北部にある森林公園内の施設にしました
母はお風呂が大好きなのですが、今のような施設だと多くは週二がいいとこなのですよね!
それで大きなお風呂に入れてやりたいのですが、他のお客様の多い施設だと
母も大変かな、と、それほどお客様の多そうでない処を選びました
予定通りチェックインの時刻に着きました
まだ日があって明るいのですが、さすが山の上、風が少し寒くなってきています
今日は「森の癒しプラン」
いろいろとイベントもあるようですが、わたし達はゆっくりお風呂とお食事をいただきに!
母の白寿のお誕生日のお祝いと伝えての予約でしたので
今日はバリアフリーのお部屋です
施設管理者が選定されているとはいえ、ここは県の施設
お風呂の利用可能時間帯は、1600~2230と0600~0830でした
他のお客様の邪魔にならないように、チェックインしたらすぐに入ろうかと思っていたのですが
小一時間待たなくては入れません
一応どうんな施設なのか覗きに行ったら、お湯を張っている真っ最中でした!
ちなみに用意していただいたお部屋はバリアフリー対応のお部屋で
入り口のドアも車いすのままで出入りできるように幅広で、鍵穴も下の方にありました
そして”お風呂場はトイレと一緒”というと、ビジネスホテルのユニットバスをイメージしますが
ここのはお風呂の洗い場に便器が設置してある、と言う感じで
緊急呼び出し用の引き紐も設置されていました
お時間になって早速お風呂に行きました
取り敢えずはどなたもいらっしゃらなくて、ゆっくりできるかなと思って
先ずはシャワーで身体を、特に股間をきれいに洗ってから
身体全体をボディソープで泡立てたタオルで洗ってあげたのですが
当然のことながら、初めての母の身体を流しました
母自体はどう思っているのか、もう何も考えることが無いのかはわかりませんが
特には何も言わずに、わたしに身体を洗われていました
ある意味、こんなに身体をいじって親不孝なことをしているわけですが
おかげでこうやって一緒にお風呂に入って、面倒を見させてもらっているので
その意味では親孝行??
そしてここで一つ発見がありました
当然母の乳房はぺちゃんこでシナシナなのですが
それなりの長さ?があるのですよね!
と言うことは、ここに脂肪を注入していけばそれなりのボリュームになるのです
わたしは母のバストの大きさの記憶は一切ないのと
基本的には小柄なので、勝手に貧乳だと決めつけていたのですが
もしかしてそれなりにでかかった?
だとしたら、わたしのバストも大きくなる可能性があるかしら・・・
今回の最大の収穫でした!
お夕食のお時間になってレストラン棟に、母の手を引いて向かいました
この施設には貸し出し用の車いすもあることは確認済みなのですが
ここの施設の移動距離ならば、自分の脚であるけそうだったので、今回は車いすなしです
ただレストラン棟に着いて、名前を言ってお席に案内してもらったのですが
わたしの思い込みで、実際の予約時間は30分後でした
それでもスタッフさんのご厚意で、始まりが少し送れましたが
お料理を用意していただきました
わたしでさえお腹いっぱいになってしまったので、どこまで母が食べられるのか心配したのですが
多少残しはしたものの、それなりに「おいしい美味しい」と言ってたべてくれました
ここでわたしは、経済的は苦しかったので、夏休みの母の実家への帰省以外
どこに連れて行ってもらったこともなく、欲しいものもそれほど買ってもらったこともなかったけれど
両親の愛情は十分に感じて育ったし、何よりも制約はありつつも大学に行かせてもらったことは
今でも、というか今だからこそ感謝している、と言うことは伝えました!
この時母は、わたしの言うことをちゃんと理解して聞いてくれたと思ったのですが
その夜のことを考えると・・・
お部屋に戻って、母にもう一度お風呂に行かないかと聞いたのですが
「今日はもういい」と言うので、一人でお風呂に入りに行きました
独りゆっくりの檜の湯舟に浸かっていると、もうお一人入って来られたのですが
母はいなくてよかったのかな・・・
母はもうベッドに入っていたので、お部屋の灯りを消して
テーブルの処で読みかけのご本を読み切って、少し早かったのですが床に着きました
実は今回一緒にお泊りすっるにあたって、二時間に一度くらいは
母のおトイレで起こされることは覚悟していたのですが
実際には、時として30分に2~3回、おトイレに行きたくなったと起きるのです
最初の内は毎回毎回一緒に起きておトイレについて行ったのですが
というかおトイレれの場所がわからない」というので場所を教え
浴室の灯りはつけっぱなしにして、ドアも少し隙間を空けてひかりが漏れるようにしておきました
それでも最初の内は覚えられず、何回か行くうちには分かってきたのですが
次は用足しした後の水の流し方が分からない!
ここの水洗ボタンは床にあるのですが、これが覚えられない!
おトイレに行ってもほとんど出るわけでないのと
夜中に何度も水を流して音を響きわたらして周りのお部屋に迷惑をおかけするのもどうかと
母には「流さなくてもよいから!」と言っても、これが覚えられない!
そしてなんとか流そうと、あちこちスイッチを押してウォシュレットの水をぶちまける
最初なぜ水が噴き出しているのか分からなかったのですが
原因を突き止めてからは、言っても分からないのでコンセントから抜いてしまいました
結局夜中に10回以上起き出して母につき合ったのですが
夜勤の仕事としてなら別としても、日々の介護としてはかなりきついと感じました
もちろん私としては今回の経験が初めてで、まだまだ距離感がつかめていないので
実際にはもう少し対処の仕方もあるのかなとは思いますが
きついことには違いないと思います
そしてもう一つ心配になったのは、夜中に起きた時に暗い中でわたしが分からなくなった時があり
さらには今どこに居るのか、私(母)はどうなっちゃっているのか、と混乱していることでした
わたしは白寿のお祝いと、そして今まで二人でのお泊りなどしたことがなかったので
母に喜んでもらって、新しい刺激を与えれば元気になるかと、今回のお泊りを企画したのですが
わたしの独りよがりで、母には変化のない”いつもの繰り返し”の方が
精神的にはよかったのかしら、と少し悩んでしまいました
そんなこんなでしたが、それでも時間は過ぎていくものです・・・
やっと朝です!目覚ましの7時少し前に起き出して身支度を整えて
母をお風呂に誘います
今度はお一人とすれ違い、今朝は温めのお湯で少しのんびりとお湯に浸かって
上がって来て、着替えをしている時にお二人は行ってきました
その後お着換えしてお化粧して、ついでに母にも少しチークとリップくらいですがお化粧してあげました
なんか少し恥ずかしそうでした!
本当はこの「癒しプラン」のチェックアウトは1200なのですが
お風呂に入れるわけでもなく、バウムクウヘンが売りけれてもいけないので
準備が整ったら帰ります
ここから一時間、お店に入ると昨日応対してくれた店員さんがいらっしゃいました
まだ売り切れていないと!
無事「母のお祝いのお裾分け」ゲットです!
今日はお昼を食べてから母を施設に連れ帰ります
となるとお時間が少し余ってしまいます
それでホタル観賞や夜桜見学の無料イベントには行ったことがあるのですが
施設としては一度も行ったことのないフラワーセンターに行くことにしました
まずは貸し出し用の車いすのあることを確認して
ここは母を車いすに座らせての園内見学です
ただここは東京ドーム6個分くらいあって、起伏もそれなりにあるのですが
どうやって廻ろうかな、と傍に泊まっていたフラワートレインの運転手さんにお聞きすると
出発時刻は無くて、お客様がいれば100円で一周できるとのことでした
そしてこの100円は車いすの人は無料で、入園料500円のチケットに3枚付いて来る
100円券でもよいとのことでした!
それで車いすもたたんで一緒に乗せてくれるので
ほぼ一周の最後の停留所であるクリスタルパレス(温室)まで乗せてもらうことにしました
クリスタルパレスで降りて、温室の中を巡って、隣のバラ園に
薔薇園は今は秋咲き、春咲きからすると一葉少ないですが、香りは強いそうです
フラワートレインから見た園地もそうでしたが、これで春の満開の時にはさぞかしきれいでしょうが
この施設は今の園長になってから、季節によって無料から1000円まで入園料が変わるのです
それもありかな、ですよね!
小雨がパラパラとし出しました
いい加減のお時間なのと、残りのチケット500円分も使わなくてはいけないので
メインエントランスにあるレストランでお食事をいただくことにしました
うちの子も、下の子が自我を持つ前の口答えしない頃は
わたし達に叱られた下の子を一生懸命構っていたのですが
このお姉ちゃんはどうなのかなぁ・・・
食べてばっかりで動いていないj母が食べきれるか心配だったのですが
お時間は少しかかったもののしっかりと食べきっていました
この後母を施設に届けて、昨日から今日のことについて施設庁に報告と
昨晩のことをお聞きしました
あくまでも結果論でしかなく
一人の人であってもその時期によって波があるので
新たな刺激を与えることが、良いのか悪いのかは決めつけることはできないとのことでした
そして良かれと思ったことをやるしかないのだろうと!
そして今日のもう一つのミッションがパスポートに引き取りです
まだ使うことがあるのかはわかりませんが
最後に残った証明書です
そしていつものスタンドに廻って、スタッドレスタイヤへの交換日を決めてきました