「ついていい嘘と、ついちゃいけない嘘は、どう違うんだろう?」
「人数が多いほうが、正しいってどうして言えるんだろう?」
「どうしてお母さんは、ボクの嫌いな勉強をおしつけてくるんだろう?」
「どうして正義のヒーローは、悪者を殴っていいんだろう?」
「牛や豚は殺して食べちゃうのに、なぜ猫は殺しちゃだめなんだろう?」
「人と人の喧嘩はダメだというのに、なぜ国と国の喧嘩はだれも怒らないんだろう?」
・・・・
そして、わたしたちに関係しそうなのは
「女子はズボンも穿くけれど、なぜ男子はスカートを穿いたらいけないの?」
この「らしさ」についての問いには、ミッツさんが回答しているそうで
他にも「すき」についての問いには、能町さんが回答しているそうです
これらはポプラ社から発汗された絵本「答えのない道徳の問題 どう解く? 」@1620
に出てくる問いの一部です
今朝出勤途上の車の中で聞いていたラジオで紹介していたもので
共同執筆者のお一人の山崎さんが出演されていて紹介されていたのです
そこで彼はこの本をつくることになった経緯を次の様に語っていました
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私たちが、この本をつくるきっかけになったのは、
メディアでたびたび目にする子どもたちのニュースでした。
いじめをはじめとする子どもたちの暴力、殺人、自殺。
それらの報道に触れるたび、子を持つひとりの親として胸がいたみました。
なんとか解決する術はないjか。
そんな議論から、このプロジェクトは始まったのです。
相手の立場になって考えること。
他者を思いやること、そして必ずしも答えはひとつではないこと。
そんな多様な視点で物事を判断するチカラが、
いまの子どもたちから減ってきているのではないかと考え、
この「どう解く?」が生まれました。
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