今日は最終勤務日で、午前中に窓やエアコンのフィルターも含めての大掃除でした!
例年最終日は大掃除して、年末の終礼と届け物のくじ引きでの配布・・・
お家に戻ったら、もう一時近く!
少し寒気がしていて、明日も庭木の伐採で一日お外になりそうだったので
今年最後のお風呂にゆったりと浸かってくることにしました(^O^)


お風呂屋さんに行く前に、通り道のショッピングセンターに寄って探していた本を購入して
それからお風呂屋さんに向かいました
お風呂屋さんではどのみち4時間以上いるので、いつもフリータイムなんですね!
フリータイムだと、タオルはもちろんのこと敷物や館内銀で付いて来るので
最近はいつも手ぶらなんですね(^o^;)


今日は新しいメニューのビーフシチュウーのディッシュにしました
今日も読みかけの本を、お食事しながら読み切っちゃいます


今日のご本は、ほしおさなえ作「活版印刷三日月堂」~庭のアルバム~
三日月堂シリーズの三作目で、たまたま作者のサイン入りの本でした(^O^)/
AMAZONの内容説明より
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川越の街の片隅に佇む印刷所・三日月堂。店主が亡くなり、長らく空き家になっていた三日月堂だが、店主の孫娘・弓子が川越に帰ってきたことで営業を再開する。三日月堂が営むのは昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心が解きほぐされていくのだが、弓子もどうやら事情を抱えているようで――。
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今回はコンプレックスばかりで、何をして行ったらよいのかがわからなくなっていた楓
それなりにお仕事は増えてきたけれど、唯一動かせていない平台を抱ええる弓子
何のために仕事をしているのかがわからなくなっている悠生
やってきた仕事に誇りは持っているが、今にどう映し出したらよいのかがわからなくなっている大叔父
それぞれの想いを抱いて「活版印刷フェア」で邂逅します
そこから動き出し、答えの片鱗が見えてくる四人(^O^)
楓は思います
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祖母は言います--わたしはわたし。楓もそうだよ。一生楓として生きていくしかない。
そうなんだ。わたしは愛菜さんにも美咲ちゃんにもなれない。だからダメだ、っていうなら、一生ダメで生きてかなくちゃならなくなる。
わたしはわたしのまま、生きてかなくちゃならないんだ。このままの自分をみとめさせなければならない。お父さんにも、伯父さんたちにも。そうでなかったら、ずっと隅っこでなにもできずにいるだけだ。
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弓子も自分の想いを明確にします
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たぶん、本を作りたいんだと思います。
仕事があるのかはわかりません。でも「我らの西部劇」を作ったとき、次は一から本を作りたい、と感じました。
最初は活版印刷が仕事になるとは思ってませんでした。でも、大事に使ってくださる方もたくさんいた。だから、活字で本を作りたい、という方もいるかもしれない。もしいるなら、それに応えたい。うちには機械があるのだから。そう思ったんです。
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その想いを聞いた大叔父は
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お前たちの言う通りかもしれない。動かしてみなければはじまらない。わたしもあと何年働けるかわからないし、いまできることをしておかないとな。
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弓子の想い、行動に触れて、悠生は思います
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なんでもひとりで決める・・・・。そうなのかと思った。
少しうらやましい気もした。僕はずっと会社のなかで生きてきた。だからどうしても、会社にとってどうか、という視点で考えてしまう。自分の思い通りにならないこともある。だが個人で生きれば、すべての責任をひとりで背負わなければならない。それができるか、と問われると自信がなかった。
・・・
どこかでそう思っていたのかもしれない。活用できるとか、社のためになるとか、そんな計算じゃない。個人的な思いだった。
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わたしも大学出てから、途切れることなくず~っと会社人です!
今の仕事をやり続けるために会社を二回替わりました
逆に会社とわたしのベクトルが大きな方向では重なっている時には、その会社に在籍していました
もちろん会社と言う組織に属しているのですから
すべてが想い通りになることなんて言うことはありません
でも常にチャンスは狙っていましたし、そのチャンスが来た時には即座に掴み取っていました
そのための準備はいつでもしていました
そしてわたしの優先順位は、[私][客][そして最後に[会社]
わたしの判断基準での会社は常に最後です!
悠生のように”会社にとってどうか?”という視点はもちろん持っているのですが順位は低いのです
でも会社の評価は低くても、客の評価が高かった場合、結局はそちらに押し切られます
それが民間企業です(^o^;)
結果、最初の外資系の会社では、いろいろなことに「最年少xx」という呼称が付くことが多かったし
中途で採用された二番目の会社では、「第一号xx」という呼称がいくつもありました
そして今は「最年長xx」、この歳まで働かせていただいていること自体が評価ですかね(^O^)/
”会社のため”と言う視点の優先順位が第三位であっても
”自分の為に!”仕事をしていても、それに全力を注げば
自分の居場所を確保するとともに、会社からも評価される道もあるのかな、と思います
もちろんもっと”会社のため”という視点が強ければ、もっと大きな仕事もできたのかもしれませんが
何十年とこのスタイルで、会社を替えても、これまでは通しきれました
あくまでもお仕事ですからすべてが自由なんてことはないですが
半分は遊んできたかな(^o^;)
だからこそ若かったとはいえ、今の何倍もの仕事量を、長い期間こなしてきて
いつも追いかけられている気持ちがありつつも、自分の精神構造としては
これでよかったのかな!と思っています
わたしのお仕事の原点は、高校三年で方針転換した時の「青と白の架け橋」
走り続けた結果、先日もあるお客様で”残業が無くなった”ということを聞いたり
”中途採用されて担当になった方が課長昇進されたとのことで、お祝いにも行ってきました
もちろんすべてのお客様でうまくいくばかりではありませんが
上のような事例や、なによりも40年お付き合いしていただけるお客さんがいらっしゃること自体
多少なりとも「青と白の架け橋」になれたのかな!
なれているとしたら、とっても嬉しいです(^O^)/
本を読み切って、やっと湯舟に向かいます
いつもはかぶり湯をしたら先ずは身体を洗い行くのですが
今日は身体が寒くて震えているくらいだったので、シャワーを浴びてすぐに湯舟に浸かりました
やっと人心地です(^O^)/
湯舟、サウナ、水風呂と何回か繰り返していると体も心から温まってきましたが
この三カ所で体を伸ばしてゆったりもできないので
最初に露天の籐の椅子に行ったのですが、体が冷えちゃって尻尾巻いて逃げ出しました
それで2Fの蜂の巣に潜り込んでしばらくうたた寝していました
今日は結局は4時間、ゆっくりとして帰途に着きました
これで明日はきこりさんですね!