本日(10/26)13:30~15:30にクリエート浜松にて「性同一性障害を考える」というテーマでセミナを開きました。
このセミナは県の要請で東部と西部で一年毎に交代で開いているもので、今年が三回目です。(県都静岡市では毎年フォーラムを開いています)
今年はGID静岡メンバ5名にメンバ以外の参加者6名でした。
第一部として、
先ずは現代表からGIDしずおかの設立から現在までの生い立ちと、用語解説という形で広義のトランスジェンダ:TGの区分やセクシャルマイノリティとしてのLGBT概念等のお話しがありました。
そのあと、GID特例法に基づく性別変更の要件や、DMS4TRによる診断基準のお話がありました。
さらにこれらを補足する形で事務局長より、IS(インターセックス:性分化疾患)の説明と、若年GIDに対するホルモン阻害療法の説明がありました。
このあと第二部として、
一五一会(いちごいちえ)伝道者で前代表の会津里花さんによる弾き語りというか語り弾きがありました。
”男女という文化的思いこみから離れた多様性の中で生きる”
弾いていただいた曲は次の6曲でした。
(2曲目以降は会津さんの作詞作曲です)
①インスツルメンタルで It’s a small world
ビギンのアルバムに参加した時に収録された曲です
②中途半端 ・・・・ 今の自分を振り返って
③曲名不明(死にたいさん?)
”時が希望を連れて来てくれる”
”いまはまだ”
”本当の君は生きたいさん”
④最後の情景 ・・・・ 生まれた子供の顔を見て
⑤多様性のうた
”私は私の世界の真ん中で生きる”
”広い世界のこちら側で見る世界”
”あなたのそちら側で見る世界”
”今日を生きるために・・・”
⑥ヒマラヤ杉
3.11の三ヶ月後に励ましでもなく、慰めでもなく
※「一五一会」は沖縄のビギンとヤイリギターが
「三線とギターのチャンプルー」として
考案・共同開発した創作楽器です。
会津さんもMTFポストオペの当事者なのです。
生きることの想いへの語らいに自ら創られた曲を組み込んで弾き語る会津さんの世界に引き込まれます。
今日は資料代の100円で体験できました (^O^)
セミナのあと、始めは部屋の外のロビーで私とGIDしずおかにもう2回ほど顔を出している子と今回初めて来られた子の3人でお話しをしていました。そのあと別の方とお話ししていた会津さんも加わり4人でお話ししましたが、もう少し突っ込むかということで場所を変えてお食事しながらお話しを続けました。
この後FTMのお二人が静岡で開かれる定例会にも出席をするということで、6時にお開きになりました。
会津さんごちそうさまでした m(u_u)m
みなさまご苦労様でした