先日、自身のホームページのプロフィールを見直していた際に
ふと目にとまった先生のお名前。
私が少女マンガ家を目指していた頃、
故 手塚治虫さんを師匠とし漫画家として、また後進の指導に努めていらした
今は亡き鈴木光明 さんという方から
通信教育という形でマンガの描き方を教わっていました。
鈴木先生が既に他界されていたという情報は
ほんの数年前にインターネット上で得たのですが
今年は、亡くなられてちょうど10年ということを
ごく最近知りました。
鈴木先生の存在を知ったのは、先生が出版された
少女マンガ家になるための、少女マンガ家になれる、
といった厚さ430ページ余りあるハウツー書を手にしたことからでした。(^^)
内容は、プロを目指す基本的な心構えから
絵やストーリー作りに関する技術や日々の練習の仕方まで
具体的に示されていて、当時、専門書を色々読んではいたのですが
とても衝撃を受けたというか
影響力の強い一冊だったように思います。
暗記するほど読み、ノートを何冊も作ったことが懐かしい~
お教室も存在したのですが閉校されていたため通信で・・・
講座では、課題作品を提出すると先生からの講評がカセットテープに
録音されて返却されてくるというものでした。(^^)
10分前後あったでしょうか。
現在、自宅の書棚で静かに眠っていますが
先生からのアドバイスは今も頭の中に残っていて
制作に生かされていると思っています。
先生は、天国でもマンガを描かれていらっしゃるのでしょうか・・・
一度、お会いしたかったです。。
オリジナルのワンシーンを描く課題
上は、一点透視図法を使った背景でワンシーンを、
下は、二点透視図法を使った背景でワンシーン(間取りが随分怪しい~><;)
オールフリーハンドでの背景画
ハロウィンっぽいですね。
結局、マンガ家にはなりませんでしたが、
とても楽しく勉強させていただきました。
入門時に改めていただいたサイン入りの思い出の書籍