スクーリングでクロッキー(短時間の簡単なデッサン)
の特訓を受けながら
感じた事、考えた事・・・。
初めて教室に入ると間もなく先生も入って来られた。
そのまますぐにクロッキー(※1)を始める。
初対面の生徒さん達のお顔も殆ど合わせることなく、
各々、気に入った場所を選び自分の椅子を運ぶと
クロッキーブックを開き鉛筆を動かし始めた。
20名足らずの人達と椅子を並べて「絵」を描く・・・
よく考えると中学の時以来という事に気付いた。
高校の時は、「芸術」科目は選択制であり
美術は好きだったけれども「美術」ではない科目を選択していた。
心臓がドキドキ高鳴っていた。
待ちに待ったスクーリングが始まったという喜びと
周囲の人達の中で描くということに緊張していたのか・・・
人に囲まれて絵を描くという行為は、「似顔絵描き」というお仕事で
経験しているはずなのに・・・
「先生が見ている」からなのか。
恐らくそれだけではない。
皆、クロッキーブックに向かって
どんどん描き始めている。
その鉛筆の芯が画用紙に擦れる音に
何故か焦ってしまった。
そして、自分もとにかく描き始める・・・。
時間を切られて1枚目を描き終えた瞬間、
「ちがうw」という言葉が頭を過った。
先日、自宅で予習(※1)したにも関わらず
同じ失敗を繰り返してしまったと思った。
「構図」が取れていなかったのだ。
構図を考えてから描き始めなければいけなかったのに(><;)
「周囲の雰囲気に流されて、自分を見失ってしまった。」
自分にはそういう所があるw
間髪を入れずに2枚目のクロッキーが始まった・・・。
(※1)関連記事『クロッキー 』