木炭画を描く場合、木炭を使用して絵を描くのですが、
その準備作業として
木炭の「芯」を抜きます。
今回は、その作業工程をご紹介しようと思います。
芯の部分は、そうでない部分と違って
描き味が悪く、紙への付きも良くない為
必ずこの作業を行います。
【用意するもの】
木炭(写真上)、芯抜き(写真下)、ゴミ箱など芯のカスを受ける取る物
【芯を抜く】
木炭の芯を確認します。
木炭の断面中央の丸い部分を芯抜きを使って取り除きます。
始めに、芯抜きの棒状部分を芯に差し込み、
芯抜きをゆっくりと回転させながら貫通させます。
※力を入れ過ぎると、木炭が折れる場合があります。
芯抜きをかるく上下させながら芯を突いて取り除きます。
次に、芯抜きのブラシ部分を空洞になった部分に少しずつ通しながら
まだ残っている芯を取り除きます。
(スミマセンブラシの先端(↑)にゴミのようなものが・・・
無視して下さいネ)
※木炭の空洞部分がブラシの幅より小さい場合は、
木炭が割れてしまう恐れがあるのでこの作業は避けた方が良いと思います。
芯を抜いた後の木炭
きれいに取り除けました。(^^)
以上で、木炭の芯抜きは終了です。
仕上げに、木炭を斜めに削り描きやすいように整えます。
木炭の芯を抜く際、木炭の黒く細かい粒子が散るので
気管の敏感な方は、マスクを着用されると良いのではないかと
思います。
また、今回「芯のカス」を受け取るゴミ箱の役目を果たす為に
紙を折って作ったものを使用しました。
次の機会にご紹介しようと思います。