“RE_PRAY”完走、おめでとうございます〜「クリムソン・グローリー」を添えて(加筆しました) | MYの薔薇散歩

“RE_PRAY”完走、おめでとうございます〜「クリムソン・グローリー」を添えて(加筆しました)

羽生さんの単独アイスショー、「ICE STORY 2nd “RE_PRAY”」のアリーナツアーが、大成功のうちに終了しました。6会場全てがソールドアウト、落選者多数で、「全滅の使者」というタグがトレンドになったりもしました。

 

観客の反応も素晴らしく、これまでに見た最高のエンターテインメントだったとおっしゃる方も大勢いらっしゃいます。海外からいらした観客も多く、ショーは国内では映画館でのライブビューイングやCS放送もあり、世界配信もされました。

 

「クリムソン・グローリー」

 

この、フィギュアスケートに、音楽、映像、ゲーム、ディジタル表現、プロジェクション・マッピングを融合させたエンタメ史上に残るほどの傑作が誕生したのは、羽生さんの多岐にわたる才能があればこそでした。

 

パフォーマーとしての羽生さんは、スケーターとしての演技だけでなく、映像部分での演技もナレーションも完璧で、まさしくプロの仕事ぶりでした。

 

クリエーターとしての羽生さんは、ショー全体のシナリオを書き、構成を考え、プログラムの幾つかの振り付けもしました。使用する音楽も自分で選び、ご自分のコンセプトに合った編曲を専門家に依頼しました。

 

プロデューサーとしての羽生さんは、自ら資金を調達し、超一流の専門家を集めて、演出、映像制作、プロジェクション・マッピング、照明、音楽、会場設営などを任せ、運営にも気を配り、さらに、グッズ製作及び販売、放送・配信なども充実させ、どれもが、観客を十二分に満足させるものでした。

 

SNSを埋め尽くす絶賛の声が、観客がどれほど“RE_PRAY”に熱狂したか物語っています。

 

 

ショーの直前まで続いていた、羽生さんに対するメディア・ハラスメントは、今のところ収まっています。ここ数ヶ月間続いていた週刊誌、web記事などでの誹謗中傷は、単なる「クリック稼ぎ」にしては、あまりに執拗で、羽生さんを貶めようとする何かの勢力の存在を感じさせました。

 

エンタメ界に突然登場した羽生さんは、これまでエンタメ界を牛耳ってきた勢力の傘下に入ることもなく大成功を収めていきました。

 

このままでは示しがつかない。少し痛い目に合わせて言うことを聞かせるか、聞かないようなら潰してやろうと考えた勢力があったのではないでしょうか。

 

でも、羽生さんは、フィギュアスケート界の逆境を生き抜いてきた人です。圧力に負けて、自分を曲げたりしません。そして、そんな羽生さんを排除しても、あちら側には何のメリットもありません。彼らが得るものは、自分たちに従わないものを叩き潰してやったという暗い満足感だけでしょう。その一方で、大きなダメージを受ける人たちがどれだけいることか。

 

 

羽生さんを生きがいにしている人、彼の演技を見ることで苦しみや悩みから救われたという人が、大勢います。

 

経済効果も大きく、佐賀公演の佐賀県への経済効果は4億8000万円以上だと言われています。収容人数の多い他の公演ではもっと大きな経済効果があったでしょう。ショーを見に来日する外国人の観客も多く、彼らは仙台をはじめ、日本の各地で観光をし、お土産を山ほど買って帰ります。羽生関連本、関連商品は爆売れし、羽生さんのスポンサー企業の経常利益は軒並み上がっています。

 

 

それらの全てが失われたら・・・生きがいを失った人たちは、働く気力も失うでしょう。羽生さんがいるから生きる! と思った人は生きる気力を失うかもしれません。

 

羽生さんのファンになったことで日本や日本文化に興味を持つようになった方、彼の話すことを理解したいと日本語を勉強されている方、そういう外国の方々が大勢いらっしゃいます。彼らは今回の羽生さんに対するメディアハラスメント に呆れ、怒り、それを放置している日本という国に対して失望しています。このメディアハラスメントは外国からの日本の評価を著しく落としているのです。

 

 

自分たちの目先の利益、既得権を守るためだけに羽生さんを潰そうとしている人たちには、一度羽生さんのショーを見てほしい。この、人類の貴重な財産を壊してはいけないと悟って欲しい。

 

私たちファンも、ネガティブ・キャンペーンには負けません。彼という人の本質を知っているから。彼こそが、この絶望に満ちた世界の光であり希望であることを知っているから。彼を失ったら、日本から大きな光が消え、希望が消えるのです。それほど大きな存在なのです。

 

真紅の薔薇「クリムソン・グローリー」を、羽生さんの終わりなき栄光に捧げます。