2日に行われたメジャーリーグの試合での出来事です野球





デトロイトタイガースのアーマンド・ガララーガ投手は

9回2死まで相手打線を抑えてパーフェクトでした。





パーフェクトゲームとは完全試合の事。





ピッチャーの誰もが目指すであろう完全試合。







1回から9回2死まで26人を完璧に抑えて

いよいよあと1人抑えればパーフェクトゲームキラキラ







最後のバッターをファーストゴロに打ち取り

ガララーガ投手はファーストからトスを受け自らベースを踏みました。







しかし







判定は『セーフ』









・・・









そのセーフのジャッジをしたのが1塁塁審のジョイス審判。











試合後、ジョイス審判も自分のミスジャッジを認め『人生最大の汚点』とコメントを残し自分を責めました。









野球では、一度出したジャッジが覆る事はありません。







近年、ホームランのビデオ判定が取り入れられるようになりましたし、100%そうであるとは言い切れませんが…。











とにかく、

完全試合は、そう簡単に成し得られるものではなく











それがアメリカメジャーリーグでの事だから尚更、容易ではないはずです













ガララーガ投手は激怒するのかなと思いましたが・・・









冷静な表情でインタビューに応えていました









『完璧な男はいない』











そして







一夜明け、

試合前のメンバー票交換の時にホームベース上にはタイガースの監督では無く

惜しくも前日完全試合を逃したガララーガ投手が居ました。







そして、昨日ミスジャッジを認め、その試合では球審を務めるジョイス審判他塁審が集まっていて、

ガララーガ投手は全審判員と笑顔で握手を交わし、ミスジャッジの事を気にする素振りもみせませんでした。



素敵な大リーガーの

笑顔を見ました。







この姿に真のスポーツマンの姿を感じたのか、ジョイス審判も一瞬目頭を抑えました。







選手宣誓などで良く使われる『スポーツマンシップにのっとる』と言う言葉。









メジャーリーガーだからではなく、スポーツマンなら誰しもが持ち得たい、



いえ、



スポーツマンではなくとも誰しもが持ち得て良い、



『強い気持ちと寛大な姿』









テレビでの映像でしたが、ガララーガ投手の人柄に関心しました。



そして、野球選手としてのスポーツマンシップに心から感動しました。





野球って

選手やチームの能力は勿論ですが、

審判の能力も重要だと思います。






私が大学時代にマネージャーをしていて、



自分のチームが明らかに理不尽なジャッジをされたとき



ミスジャッジで流れが変わったとき



やはり感情的になって『ミスするんなら審判も機械にすればいい!!』なんて言ってしまったものです。



それが勝敗を左右するなら尚更。

勿論、個人記録に響いてもそうです。





でも、今回のガララーガ選手の話を知って、

そうじゃないんだな…って思いました。





だからといって、それが全てではないし



やはり勝ちにも記録にもこだわってこそスポーツが成り立つとも思います





勝敗・記録・一発勝負・引退試合……様々な場面があって



そこにそれぞれの思いや感情が加わるから



誰が正しくて、何が正しいかわからない。



でも、だから野球は楽しくて、魅力的なのかもしれないニコニコ





みなさんはこの話を、どう感じ、どう思いますか?





ゅか☆パリ - YucaParis - border=








※この話を私に教えて下さり、日記に書くことを快諾して下さったのは

プロ~アマチュアまで、全国の様々なチーム野球で活躍され、


たくさんのファンに惜しまれながら引退した 荒川大輔選手。

ありがとうございましたニコニコ