「不得意」 | MY diary

MY diary

前向きな気持ちで日々思うことを思ったままに☀️

私は幼少期、家から出ると一言も話さないTHE「人見知り」人間だった。人と話すことも関わることも嫌いではないが、どうしても相手の真意が見えにくい人と会話をするのが苦手だった。(今もそれは変わらない)

 

社会人になって2年目頃、「人見知りは甘えだ、傷つくのを恐れて守ってるだけだ」と言われたことがあった。それはそれでとても理解できたし、そこから克服しようと粗治療したおかげではじめましてでも臆せず話せるようにはなったが、完全に吹っ切れた気はしなかった。

 

ある日、タモリさんが「人見知りは“こうしたらこう思われるかも”って身動き出来なくなっちゃうけど、それは他人のことを人一倍よく考えてるということ。だから一歩踏み出すだけで誰よりも人を豊かにできる。人見知りは才能だ。人見知りをする人間は、常に『正解が何であるか』を頭で考えている人間だ。場の調和や、適切なツッコミ、放送事故にならないように、客を引かせることのないように、何が正解であるかを熟考するような人間だ。」と言ったと聞いて、とっても救われた気持ちになった。

 

人には得意不得意がある。

 

見方、環境、立場によって、それは七変化するが、変わらないのは、自分の不得意は誰かの得意で、誰かの不得意は自分の得意であるということ。そうしてみんなが集まればどこも欠けることがない。不得意はマイナスじゃない。

まずは自分の得意不得意を過不足なく知ることが大事で、自覚した不得意を責めるのではなく、認めて、それを自分のプラスに変換すればいい。

きっと、ただそれだけのことで、「言い訳」にはしたくないけど、「恥じなくてよい」ことだけは確かだ。

自分にそれができるようになったら今度は隣のあの人、同じ部署のあの人の不得意も同じように考えてみよう。心が1億倍くらい広くなるのでおすすめ!

 

こう書いて思った、こうした思考も私の「得意」なのかもしれない。