医療機関ではかつてはニードル脱毛がよく選ばれていましたが、一本ずつの処理であるので、時間もかかり通う回数も多く、さらに費用も多くかかるという問題もありました。
その後、レーザー脱毛という方法が登場し、現在はこちらが主流となっています。
広範囲を短時間に処理ができるので、1回の施術時間も短く、痛みも少なく、通う回数も少なくて済み、さらに費用も多く抑えられるなどメリットの多い方法です。
女性はもちろん、男性の剛毛にも対応できるのでヒゲなどの処理の訪れる人も増えています。
レーザーでの施術はレーザー照射で毛根を破壊し、ムダ毛を薄く目立たなくしていきますが、その種類も様々なものがあり、部位や用途によって使い分けられています。
アレキサンドライトレーザーは様々な肌タイプに有効なレーザー脱毛として知られています。
脱毛はもちろん、様々な美容医療に利用されているレーザーでシミ、あざ、ニキビなどの治療にも活用されています。
照射することでコラーゲンの生成も促進され美肌効果も期待することができるレーザーです。
ダイオードレーザーは特に多く使われている医療レーザー脱毛機で、集中冷却システムが導入されており、より肌へのダメージ痛みが抑えられています。
最近は顔や背中などの産毛も処理したいという人が増えていますが、産毛や細い毛への効果も高いとされている方法です。
さらに最上位機種としてはライトシェアデュエットがあり照射口も広く、広範囲を短時間で処理ができ、さらに吸引しながら照射するのでジェルや冷却がなくても痛みが少ないことが特徴です。
レーザーは高い効果を得ることができますが、毛根の黒い部分に反応しますので、色黒の人や、日焼けした肌の場合は良い効果が得られないという問題もありました。
その点、遠赤外線を放出するYAGレーザーでは従来の機器よりも波長が長いのでメラニンへの吸収率が低くなっており、日焼けした肌にも利用しやすくなっています。
深い部分まで熱を伝えることができるのも特徴で男性のヒゲ処理にもよく利用される方法です。