EXP(経験値)
僕のステージ、出演の舞台は本当に様々だ。
どんな時も一番輝いた出演になるように演出するのだけど全てがうまくいくわけではない。
呼ばれて行った先のステージは様々な形をしている
床の材質が絨毯だったり石畳だったり コンクリートだったり ステージ自体がなかったり
音響設備も本当に様々でスピーチ用のマイクだったり、室内用のCDデッキが出てきたり
照明はない環境が多いけど、ある時も照明スタッフさんが違うイメージでサポートしてしまうことも多い。
ビリージーンの前奏のドラムに合わせて赤い照明が点滅したことがありました。
腰をつき出した瞬間だけ赤いイメージの僕が照らされて 腰を引いた時は暗転なので 赤い点滅の中同じ腰を突き出したポーズの僕が何度も出現します。(-_-;)
照明さんは盛り上げるつもりでやってくれているのだろうけど、(^^;;
行った先のスタッフ皆がMJの演出を理解していることは難しい、一回の出演にそこまで作り込む時間もない。
それでも登場してしまったらエンターテイナーである僕の責任、観客はマイケルジャクソンのような存在の登場を待ちわびている、僕の場合このコンセプトでの出演が非常に多い
15分から30分ぐらいの出演でスーパースターが現れたような風を巻き起こすのはすごくハードルが高い
僕自身の準備は
ルックス、衣装、ダンス、歌(ハイトーンやシャウト)、
ここまでは僕の自己責任
きっちり準備しています。
そしてここから
音のクオリティ
曲間の間
マイクとオケのバランス
モニターの有無
ステージの高さと形(ダンスが見えているかに影響)
ステージの床(ムーンウォークとスピンに影響)
照明スタッフのサポート
これが運命の分かれ道
本当にいろんな落とし穴が待っていて
「は、今日はこんなアクシデントが!」
「仕方ない、次回の現場はそうならないよう気を付けよう」
知っているファンもいると思いますが 出演がうまくいかなかった時の僕はとても落ち込みます、
考えると辛いので帰ってすぐ寝ます。≡≡≡ヘ(*--)ノ
この四年半で本当にたくさんの経験値を稼ぎました。
ずいぶん賢くなりましたが、今でもたまに 「うゎ、そんな、」なんてことあります。w=(゜o゜)=w
日常空間にマイケルジャクソンが出演する際の注意事項。
キラキラで登場して颯爽と去りゆくスーパースター
愛する皆さんの為にそうであって欲しいのです
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)