昨日は仕事が休みだったので土曜日の夜から

同じ学び舎で時間をともにした友人とお酒をたしなんだ。

 

男二人で呑むとあの頃の昔話に花が咲く。

それはそれは満開だったのだ。

 

彼とは小学生から中学生まで同じ野球部でバッテリーを組んでいた。

彼はいいピッチャーだったのでいい高校へ。僕はへぼキャッチャーだったのにいい高校へ。

 

そうだ。完全に彼のおかけで推薦がもらえたのである。

ただ彼にはひとつとてつもなくでかい大罪があるのだ。

 

彼は小学3年生にして同級生の僕を詐欺被害に陥れたのだ。

それはひどい手口だったと今でも思う。

 

僕は少年野球を始める前はミニバスをやっていた。

古いが、幼少期にしてディアボーイズの影響である。

 

ただコーチが怖すぎて鬼の速さで退部したのだ。

そのあとは合気道を習っていた。

 

そんなある日、彼が僕にこんなうまい話があると言ってきた。

〇〇〇〇〇ズ(野球チーム名)はね、練習終わりに監督からお菓子が毎日もらえる。

 

今考えればそんなうまい話は無いと即座に判断できる。

ただ彼の話術、キラキラした目、すべてに魅了された。

 

当時はまだ学校近くに駄菓子屋があり、

放課後は、ここをキャンプ地とする!!と言わんばかりに入り浸っていた。

(補足だが、駄菓子屋のおばちゃんからトンチンカンとあだ名をつけられていた)

 

皆さんもお気づきだがあえて言おう。

完全に駄菓子ジャンキーだったのである。

 

特にベビースターから出てるもんじゃの奴と

ゴールデンチョコレートが好きだった。

 

彼はそんな僕にお菓子を餌にしてして詐欺話をもちかけてきたのだ。

ただでさえ脳みそが駄菓子ジャンキーによってスピっちゃっていたので。

 

もうまともな判断はできなかった。

気が付いた時はイチローモデルの外野手用グラブをはめていた。

(無論ずっと捕手か三塁手だった為、あまり活躍しなかった。)

 

長々と書くのがつかれたので結論に飛びます。

お菓子は全然もらえませんでした。

 

そんな詐欺師デビュー世界最速の彼も今は改心して

とあるゲーム会社に就職した後、辞職してなぜか韓国料理屋の店長をしている。

 

そんなこんなで友達に会えばいつでも童心に戻れるというブログでした

 

 

PS.その韓国料理屋は死ぬほどビールがまずいです。