夜明け少し前の朝6時(アリゾナ時間)。ペイジのホテルをチェックアウトし、いざ、ザ・ウェーブへ。
ザ・ウェーブへの入り口(Trail Head)まではペイジから舗装道路を30分、オフロードに入ってから約20分の道のりです。
Trail Headには広い駐車場とトイレがあります。
我々は日本の登山の感覚もあり、朝8時(ユタ時間)には到着しましたが、駐車場はガラガラ。欧米の人たちは「早出、早着」っていう感覚はないのかな?
前日にカナブのレンジャーさん(あのお姉さん)に言われた通り、日本風に言うと登山届のような用紙に名前とPermit番号、日付と時刻などを書いて、いざ出発です。
ザ・ウェーブの抽選に当たったのは全くの想定外でしたが、実は装備はばっちり持ってきていました。
登山用トレッキングシューズ、ザック、帽子、吸汗即乾のシャツ、フリース、防風・防水のジャケット、トレッキング用パンツとその下は機能性タイツという出で立ち。もちろんサングラスと、手をカバーするためのトレッキング用グローブも持ってました。
標高の高い砂漠地帯なので、朝はとても冷えます。この日はお昼近くまで曇っていましたが、本来天気が良ければ日よけとなるものが何もないところ。暑さ、寒さの両方に対応できる服装がオススメです。
私も日が差すようになってからは、上は長袖の吸汗即乾シャツだけ、下はトレッキングパンツの膝上から切り離してかなりの軽装に変えました。
Trail Headからザ・ウェーブまでは道はありませんが、抽選に当たった人だけに秘密の地図が渡されます。
この地図には、緯度経度、目印となる岩や景色を取った写真、ルートの進み方の説明文書が乗っているのですが、なんと日本語版もありました!それだけ日本人も良く来るってことですね。さすがイモト![]()
私たちはGPSが捕まえられる町中からザ・ウェーブの地点をiPhoneで登録・表示しておいて、時々それを見ながら進む方向が合っていることを確認しながら進みました。
トレッキングルートは、まずはこういう”WASH”と呼ばれる枯れ川を進みます。
簡単に言うと、この先は許可を得た人しか入れないよ、と書いてあります。つまりここからがいよいよザ・ウェーブへの秘密のトレイル!
・・・のはずなんですが、ザ・ウェーブへは許可がないと入れないことを知らないのか、
結構、許可を得てない人がウロウロしてました
当然ルートが分からないので、出くわす私たちに堂々と行き方を聞いてくるんです。
聞かれる我々も初めてだし、良くわかってないので、適当にざっくりと方角だけ教えましたが、
遭難しても知らんぜよ![]()
でも。
道がないって言ってたけど、実際は1日20人も行き来するせいか、獣道がばっちりついていて、迷いようがない状態
これは日本の登山道並に「整備されている」と言ってもいいレベルですよ。
しかし足元はまるで砂浜のようで、大した登りじゃないのに足を取られて結構しんどい(;´・ω・)
足元はだんだん砂地を離れて岩山へ。
こんな岩山をよじ登る頃には獣道もなくなり、先ほどの無許可の人はこの辺から道が分からなくなった模様。
慎重に地図とGPSを見ながら進むと、時折こんなものが。
標識、あるじゃん。
どうやら、特に迷いやすい分岐点にはこのような標識を立てた模様。
これでもう私たちには怖いものはなくなりました。これなら迷いようがない![]()
漠然とした不安からすっかり解放され、あとは貴重なこのトレッキングコースを楽しむのみです![]()
トレイルコースは全体的にアップダウンはほとんどないと言ってもいいくらい。
足の短いミニチュアダックスフントの
でも十分歩けました。
ただ、時々出てくる砂地では
こんな風に足が沈んでしまい、歩くのを嫌がったので抱っこです。
人間も足を取られますので注意です。私たちはトレッキングシューズだったので問題なかったですが、普通のスニーカーだと靴の中に尋常じゃない量の砂が入ってきますからね![]()
こんな風景を進んでいくと、
分かりますか![]()
ヘビ
が這い回った後です![]()
どうやらこの辺りはヘビの巣があるところのようで・・・。
トレイルコースは特に危険な生物はいないということでしたが、サソリやヘビが見られることがあり、「見かけたら避けてね♪(by お姉さん)」と言われていました。
幸い、実物を見かけることはなかったです。
最後にちょっとだけ急な坂を登って、
トレイルの入り口から約1時間半、ついにザ・ウェーブに到着です![]()
早出の甲斐あって、誰もいない![]()
時刻は11時くらい、薄曇りでしたが太陽がちょうど真上に来る時間帯。タイミングバッチリです![]()
旦那は喜びのジャンプ
このうねり(ウェーブ)が、自然が作り上げたものだということがほんとに信じられない。いや、むしろ人間には作ることが出来ないものなのかもしれません。
触った感じはザラザラ。砂の塊であることが良くわかります。ちょっと強くこすったら、すぐボロボロになる脆さ。
心無い人が落書きなどしないといいのですが・・・
実はザ・ウェーブ、とても狭い場所でした。
ここに何十人も押しかけたら、写真撮るのに行列が出来ていたことでしょう。実際、我々がここを発つときには2人組のアメリカ人が2組、6人組の中国人が1組来ていて、なんだか興ざめな雰囲気でした![]()
このメインの場所以外にもきれいな場所が。
自分の気に入った縞模様を背景に、写真を撮りまくるのも楽しかったです![]()
太陽の当たり具合で縞模様の色も変わりそう。やっぱり早出してきてよかった。
さて、ちょっとここでお昼休憩して、引き返しますか
実はこのザ・ウェーブへのトレイルコース、帰りの方が迷いやすいと言われています。
詳しくは言えませんが、往路はとあるはっきりした目印があるためそれを目指せばいいのですが、帰りはそれがないのです。
そのためレンジャーのお姉さんからもらったアドバイスは、往路で時々振り返って、復路で見るであろう景色を上下さかさまに写真に撮っておくこと、でした。
心配性の私は忠実にそれを守ったのですが、さかさま写真を見ることは一度もなく、無事に帰ってこれました。
日本で多少でも登山経験がある方であれば、まず迷うことはないでしょう。砂地にたくさんの足跡がありますのでそれをたどってもいいのですが、時々ザ・ウェーブと関係ない方へ歩く人もいるので、足跡だけを信じるのはほどほどに。
帰り道はすっかり雲が取れて、ある意味、灼熱砂漠のよう![]()
ひなもそろそろ疲れたのか、ほとんど旦那に抱っこされていました。
そして無事、駐車場に到着~![]()
お疲れさま!
いやー、ほんとに貴重な経験をしました。楽しかった![]()
ひなちゃん
、自分のまき上げた砂ぼこりですっかり砂まみれです。シャンプーしなきゃね。
私たちが駐車場に戻ってきたのはユタ時間午後2時頃でしたが、驚いたことにその時間からトレッキングに出る人たちがいました。しかも特に地図も持っていない様子。
この日の日没は確か6時50分頃。6時ごろには暗くなってくると思うんですが、大丈夫かなぁ![]()
ともかく、文明の利器
に戻った私たちは、ここからおよそ5時間のドライブで、この日の宿、そしてこの旅行の最終目的地、ラスベガスへ向かったのでした。
余談ですがこのラスベガスへの道のり、旦那と私で運転を交代しながら向かいましたが、さすが連日朝5時起きだけあって、また往復4~5時間ほどのトレッキングの後だけに、二人ともたまーーーにうつらうつらしながらの運転となりました![]()
事故を起こすほどじゃなかったけど、やっぱり無理は良くないですね(;´・ω・)
さあ、これまでの田舎町巡りとは打って変わっての大都会へ向かいます~。



















