前回の続きです。
モニュメントバレーはビジターセンターからの眺めも感動的ですが、ここまで来たら是非Valley Roadを一周見て回りましょう![]()
ビジターセンターから少し下ったところから始まるValley Roadは、モニュメントバレー内の主だった見どころ11か所を周回する観光道路となっているのです。
ただし、このValley Roadは未舗装。いえ、未舗装なんてもんじゃない・・・。完全なオフロードなのです![]()
場所によってはあちこち岩が飛び出ていたり、大きな穴があいていたり、乗ってる人みんな何かにつかまらずにはいられないほど。
もとても落ち着いていられないようだったので、ここでは助手席の人が抱っこです。
普通の乗用車でも行けないことはないのですが、車高の低い車だとお腹をこすってしまうかも。実際にトヨタヤリスや日産コルテ(ノート)に乗っている人がいましたが、途中立ち往生して渋滞を引き起こしていました。
私たちのレンタカーはその点、SUV車でしかもAWD。ひっくり返りそうな傾斜も安心でした♪
もし自分で運転する自信がない場合は、ナバホ族が運営するジープツアーに参加する、という方法もあります。実際に、観光バスで来ていたツアー客たちはみんながこのジープツアーに参加していました。
ただしこのジープツアー、乗るのはただの四駆のトラックの荷台にベンチを括り付けただけのモノ。
乗り心地はお世辞にも良いとは言えない上、自らが巻き上げる大量の砂埃をモロにかぶり、しかもナバホドライバーの運転は飛ばすので冷たい風が肌を切る!
乗っていた白人ツアー客はみんな、持ってきた上着を着込み、フードをかぶって背中を丸めていました。
そんなツアーなのに、料金は確か一人当たり40~50ドルしたと思います(+チップ)。自分で運転出来れば最初のパークへの入場料20ドルだけで済みますので、条件が許す限り、ご自分で運転されることをオススメ。
ではいざ出発。
↑これはビジターセンターからだいぶ下りてきたところで、道路も平らになってきています。
11か所のビューポイントにはそれぞれ広い駐車場と、ナバホ族アクセサリーのテントが必ずあるので、地図を見なくてもすぐわかるかも。
まずは1か所目のMitten Buttes。
そうです、ビジターセンターから見た3つの岩山(Butte、ビュートと言います)までズズイっと近づくことが出来るのです。ミトン(手袋)のように見えることからミトンビュートと呼ばれているそうです。
ちなみにこの西側にあるミトンビュートは、周囲を一周ぐるっと歩くことが出来ますヨ。
次はちょっと飛ばしてジョン・フォード・ポイント。
さすがの私(脱アラフォー世代)でもあまりなじみがないのですが、西部劇映画で有名な俳優ジョン・ウェイン、そして数々の西部劇映画を取ったジョン・フォード監督。
このジョン・フォード監督が大変気に入ったポイントということで、ここがジョン・フォード・ポイントと名付けられたそうです。
この馬に乗っているのは実はナバホのお兄さん。こんな、一番いいフォトスポットを占領して何をしているのかというと、この馬に乗って写真を撮らせてやる(一人5ドルで)、という商売をしているんです![]()
誰がそんなの・・・と思ったら、いるんですねー。白人のおじさまが嬉々としてお金を払い、馬にまたがり写真撮影をしていました。
ふと振り向くと、
これまたナバホ族経営のホースライド。西部劇の役者になった気分が味わえる、という謳い文句でしょうか。
モニュメントバレー内はある意味ナバホ族の私有地なので、こういったホースライド、売店などが結構ありました。アメリカの国立公園とは方針が真逆ですな・・・。
仕方ないのでちょっとずらして記念撮影。
お次のビューポイントは、THE HUB(車輪の中心)と言われる岩。
先ほどちょっと書いたナバホのジープツアー、実はこの向うにある、ナバホ族だけが入れる私有地へも案内してくれるようです。
この向うでは、今でも昔ながらの生活をしているナバホ族の人々が住んでいるので、よそ者は立ち入り禁止。そこへ行くにはナバホ族と一緒に(お金を払って)行くしかないんですねー。
さてもう少し先へ進みます。この辺り、すでに周回コースなので一方通行。
こんな砂丘がありました。
でももう砂丘とか全然珍しくないというか。
なぜなら、我らがレンタカー、すでに赤い砂をかぶってほんのり赤茶けてきたからです(シルバーなのに)。ホイールも、リアウィンドウも、砂砂砂。砂だらけ。
そんな砂だらけの中でポツンと営業するナバホ族。
売れてないよね、どう見ても。
そしてトーテムポールそっくりの、その名もTotem Poleと呼ばれるビュート。こんな形もみんな、自然が作り上げてるんですね。
正直言うと、この辺までくると段々みんな同じ風景に思えてきてしまわないでもない・・・。
最後に立ち寄ったのはArtist Point Overlookという、芸術家たちが創作意欲を掻き立てられたという風景が見えるビューポイント。
自然ってすごいですよね。これみんな、風と雨が削り出して作り上げた光景なのですって。
見えている地層は2億5千年前?のもの。これを今見えている光景に作り上げるのに7000万年?かけたとか。
巻き上がる砂埃が物語るように、脆い地層であるため、今でも刻々と形を変えているのだそうです。あと何年かしたら、これらビュートの形も変わっているかもしれません。
Valley Roadを一周し終わり、ビジターセンターへ戻る登坂で立ち往生したヤリスとコルテ、渋滞とそれをものすごい勢いで追い抜くナバホトラック、ぷちカオスとなりましたが、めでたく舗装道路に戻りました。
いやー、舗装道路って快適(しみじみ・・・)。文明万歳。
この後、さすがにお腹がすいたので、Kyanataの町のマクドナルド
で腹ごしらえ。
ついでに駐車場でひな
にもお水をやったり、トイレさせようと思ったら、
なんと野良犬が![]()
ここ何年も、日本でもアメリカでも見なくなった野良犬。
ナバホ居留地ではたくさん見ました。
いや、もしかしたら野良犬ではなくてナバホ族の飼い犬なのかもしれませんけど![]()
ともかく、うちの
はワンコを見れば喧嘩を売る子なのでひとまず撤収。ほかの場所で出してやりました。
さてこれからこの日のお宿である、アリゾナ州のペイジという町へ向かいます。モニュメントバレーから
でおよそ3時間。ここはアンテロープキャニオンやレイクパウエル、ホースシューベンドといった観光地が近くにある町なのです。
モニュメントバレーからペイジまでもずーーっとナバホ居留地。
相変わらずの砂漠地帯に、赤い岩山や台地が点々・・・。
と、砂漠地帯に突然現れた3本の巨大な煙突!!!
これは、アメリカの企業がナバホ族から土地を借りて経営している火力発電所で、Kyanataで採掘される石炭を燃料にしているのだそうです(写真は翌日明るくなってから撮りました。やっぱり日暮れまでに到着できなかった・・・)。
ここまで来たら、もうペイジに到着です。
ペイジでのお宿はCourtyard by Marriott Lake Powell。ここもワンコ
ホテルで、お部屋はやっぱり清潔!
かなり疲れてはいましたが、ホテルのランドリーで洗濯をし(人間とワンコで2回分)、翌日はとある用事のために5時起きなので、さっさと寝ました![]()
今日も長々お付き合いありがとうございます。
まだまだ続きます・・・。









