思い出バッテリー

昨日出かけようとエンジンかけたら
全くかからず。
もしもし?アクサダイレクトさんですか?
と電話。
電気の消し忘れでもなく
笑顔で
「ただのバッテリー寿命です」
とのこと。
ただのバッテリー。
四角い箱。
でもこいつがないと
車は走らない。
心臓がエンジンなら
バッテリーは何か…。
寿命があり
交換必要
時々機嫌を損なう
…。
胃でも
腎臓でも
腸でも
脳ミソでも
ない。
これらは
寿命があったら大変だ。
う~ん。
アレだ!
恋臓だ!
寿命があり
交換し
機嫌を損ないまくる。
ぴったし。
そんなこと考えてたら
愛車の恋臓交換が
やけに切なく感じました。
今日か。
今日しないといけないのか。
今日か。
しないと駄目か。
正月だと言うのに
こんなに寒いのに
笑顔いっぱいで作業してくれたお兄さん。
わたしはコンビニに走り
あの寒い夜
この世で2番目に温かいであろう
ホットコーヒーを買いました。
作業が終わるまで
冷たい右手は缶コーヒーに
世話してもらい
(みぎてのてぶくろでてこい)
作業が終わったお兄さんに渡しました。
助かりました
ありがとうお兄さん。
ポンコツの愛車はご機嫌に。
運転手はなぜか不機嫌に。
されどバッテリー…。