先日、親戚の集まりがあって、京都府八幡市の

京都吉兆 松花堂店で食事をして来ました。

 

松花堂(しょうかどう)は、江戸時代初期の僧侶

(石清水八幡宮の社僧)で文化人であった

松花堂昭乗がその晩年の寛永14年(1637年)に

構えた草庵の名称です。

 

今では、お弁当の代名詞といえるほど知られている

「松花堂弁当」。
その名前の由来は、石清水八幡宮にあった瀧本坊の

住職を務めた昭乗が好んだ四つ切り箱が器の基に

なっています。


昭乗が、農家の種入れとして使われていた、

箱の内側を十字に仕切った器をヒントに、茶会で

使用する煙草盆や絵の具箱として使用したようです。

 

昭和の初め、日本料理「吉兆」の創始者が松花堂の地を訪れ、

昭乗の好んだ「四つ切り箱」を見そめ、器の寸法をやや縮め、

縁を高くして、料理が、おいしそうに、美しく盛りつけできるように

工夫を重ね、蓋をかぶせて、茶会の点心等にだされました。


器が十字に仕切られていることが大切で、煮物、焼き物、お造り、

ご飯などの食材同士の味や香りが混ざらないため、それぞれの

お料理がおいしくいただけるとともに美しく盛り付けすることが

できます。

まさに機能と美しさを併せ持つ器です。


こうして作られた弁当は、四つ切り箱を好んだ昭乗に敬意を

はらって「松花堂弁当」と名付けられ、同様のスタイルの弁当が

「松花堂弁当」の名称で世に広まっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は、8300円のお料理をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、これが松花堂弁当です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京料理特有の、見た目も鮮やかなお料理ばかりで

とても美味しくいただきました。(*^_^*)

 

 

 

 


追伸

今、世界中で、日本は新型コロナのワクチン接種のスピードは

世界一だそうです。


それだけ、素晴らしいスピードでワクチン接種が進んでいます。

私も、もう接種しました。(*^_^*)

決して、テレビが言う様に遅れている訳ではありません。


皆様も、テレビの情報に惑わされずに、粛々とワクチン接種を

受けていただきたいと思います。


情報をテレビに頼りきっている方は、ハーメルンの笛吹男の童話みたいな

事にならない様に、お気を付けください。(*^^*)