折り返し地点を過ぎると、それまであった『対向ランナー』の声援がなくなりました。


なぜなら、ビリだったから…


反対側を走る人がいないのです。


そこから長い道のりが続きます。


とにかく黙々と4人で走るのです。


ただ黙々と…


いかにまわりの声援の力が大きかったかを身に染みながら…


そうこうしているうちに、一番困った事態が起きてしまいました。


なんと、交通規制が解除されてしまったのです。


ホノルルマラソンは、走ることの制限時間はありませんが、それにあわせて交通規制するわけにもいきません。


なので、規制が解除された後は、『歩道』を走らなければならないのです。


この辺りは日本と同じなのですが、車道と違って歩道は整備が悪い!


段差や狭さなど、格段に走る条件が悪くなるのです。


しかも、交通規制解除と同時に、休憩場も撤去されはじめました。


水や補助食品のサービスが受けられなくなったのです。


ある程度の準備はしていましたが、足を冷やすための氷がありません。


次々に起こる不安材料…


チームの士気も下がっていきました。