母『そりゃあ、今日払わんかったら8万円も利子がつくって言うけ…』


わたし『…………』


母『子どもたちが産まれた時から貯めよった貯金がそれくらいあったけ…』


わたし『…………』


母『すぐにおろしに行って、全額支払ったよ』


わたし『…………』


母『…………』


わたし『もういいわ…とおるくんとこれ以上一緒におっても、意味がない…あたしは一生あの人達の借金払いをするつもりはないもん…』


母『…………』


わたし『お金のことは、ありがとうございました。あたしにはどうにも出来んことやったけ…』


母『とおるくんは、あんたに知られたら離婚されるけ、絶対内緒にしてくれって言ってたよ。』


わたし『そりゃあそうやろ!一体何度目よ?』


母『それでも、もうこれで終わったんやけ。』


わたし『借金は病気なんやけ!絶対治らんのやけ!また同じことを繰り返すだけやけ!』


母『そんなん言っても、子どもたちはどうするんね?』


わたし『当然、向こうに非があるんやけ、あたしが引き取るさ!』


母『子どもたちに方親の淋しさを味あわせるんね?』


わたし『借金取りに追い掛けられるのと、どっちがいいん?』


母『……………』



わたし『……………』


母『新しいものを売ってみたいって言うから渡してたお金もなくなってるんよ…』


わたし『はぁ?そんなんにまで手を出してるん?』


母『それだけ苦しかったんよ…』


わたし『そりゃそうやろ!でも、何に使ったかもわからんような金なんやん。自業自得の何物でもないわ!』


母『それでも、もう終わったんやけ…』


わたし『…………』


母『これが最後と思って納めなさい!』


わたし『そんなん、無理に決まってるやん!初めてのことじゃないんよ!』


母『わかっとるさ!でもここで離婚したら、今日払った360万円は捨て金やないの!』


わたし『……………』


そうして、最終決断を下すときが来ました。