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本当に俺の弟は自殺で死んだのか?

たった一人のかけがえのない弟を亡くした兄の記録。

自分の弟が無くなるまで、比較的、
感情をコントロールすることができて
どちらかというと冷めていた。

おばーちゃんが死んだり、友達のおかーさんが死んで、
悲しかったけど、どこかまだ余裕があったから、
人生、何が起きてもだいたい大丈夫だろうと自負していた。

でも、俺には弱点があった。

それが弟の死。完全に盲点だった。
それだけは勘弁して下さい神様。と思っていたことが
起きてしまったのです。

感情コントロールで、ショックを
もろに食らったことがなかったせいか、
今回は、地球が半分なくなったぐらいの衝撃があった。


夜は瞬きできないほど、ま開いて
胸のあたりは、ブラックホールに吸い込まれるほどの重力を感じ、
目がありえないほど充血むしろ出血するくらいになりました。

とにかく、数日あの状態が続けば、
おそらくヘタしたら死ねると思うくらいの状態。

ショック死する人の状態が初めて理解出来ました。


それまでは、心臓が弱い人かとか、弱っていた人がたまたまそうなった
程度しか考えていませんでしたが、いかにありえることなのかを
身にしみてわかりました。


でも、人間は不思議なもので、
その悲しみの底がつづくと、脳が働くのをやめて、
それ以上そのことについて考えさせなくさせるんです。

だから、何を考えているかがいきなりわからなくなる。
いきなり、死んだということが理解できなくなりました。


すると、まだあいつは生きてるんだとか、
まだ帰ってこないか?とか本気で感じるようになるんです。


その分、いろいろな物忘れが激しくなるので、
本当に阿呆になります。


おそらく、これは脳が体を殺さないようにする、
ある種の防衛反応なんだろうと思います。