




脂ものが意外と食べられるという不思議
(レモンかけまくったせいか胸やけもしなかった)
薬剤師さんと話したときに
「抗がん剤やると、和食が食べられなくなる人が多いんです。おだしの旨みみたいなものに抵抗が出たりとか」
と言われて、めちゃ共感。
たしかに、味のうすい和食、おだしの優しい味わいなどがほんとに無理になっている
それよりはガツンとした味の濃いものが食べたい
飲み物の好みにも変化があらわれ、お茶がなぜか無理になった。冷たい水かジュースしか飲めない。
緑茶や紅茶だけでなく、ハーブティーとか漢方茶とか全世界のお茶無理になったの、不思議...
そして放射線による下痢もさらにひどくなっていて。
物を口にするごとに、トイレに速攻走る...くらいのレベル。
下痢止め全く聞かないし、一日中お腹をこわしているよ...
体重も、入院期間中に4キロ落ちてしまい、30歳くらいのときの体重になってた
10年間のお酒とグルメによる脂肪の蓄積が、1ヶ月でリセットされた気分。
普段だったら大喜びなんだけど...
全てが落ち着いたら、またモリモリ食べて体力取り戻します(可能であれば体重はあまり戻したくないけど)
という感じで、今週はぐったりでした
だけどつらい時は寝るに限る!!!
体力消耗してるぶん、驚くほどよく寝れるので、辛い日は熟睡できる。それだけでもよかった
そして昨日はとても嬉しいことがあったの
抗がん剤も残すところあと一回になったので、先生に
「最後の抗がん剤が終わったら、最短で退院したいです。放射線はその翌週まであるけど、通院でもできると聞いているので...」
と希望を打ち明けたら、
「ではそのつもりでこちらも進めておくね」って先生が言ってくれた
来週の月曜日に最後の抗がん剤やって、おそらく木曜に血液検査やって。
その数値が問題なければ金曜とか土曜に退院できるかも
(愛犬ブゥくんのペットホテルのチェックアウトを実は金曜にしているので、本気で金曜には出たい。来週になったらあらためて、どうしても金曜には退院したい気持ちを熱く伝える予定)
今日で入院生活32日目。ようやくトンネルの出口が見えた気がして、こっそり涙流しました。
あとちょっとだけ、がんばろう私。
そして退院前には、いろいろ先生に聞きたいこと全部聞いておこうと思って、忘れないように今メモ書いてるところ。
ちなみに今1番気になってるのは、女性ホルモン問題。
今ちょうど、同じ病室に子宮筋腫で緊急入院してきた人がひとりいて、先生による術前の説明がカーテンの外にまで聞こえてしまったのだけど。
お医者さんがその人に
「できるだけ筋腫だけを取り除く手術をしますが、万が一の場合は子宮も取らないといけないケースがある」
という説明をしていた。
そしたらその患者さんが、子宮をとった場合のデメリットについて尋ねていて。
「女性らしさが失われてしまったりしないですよね!?」
と聞いていたの。
それに対してお医者さんは
「女性ホルモンの95%は卵巣から出るから。卵巣が残っていれば大丈夫!」
と答えていたのだけど...
それ聞いてふと思った。
卵巣2つとも取っちゃったわたしの、女性らしさ(見た目)は一体どうなってしまうんだ?
卵巣とった合併症で、更年期障害みたいのがあらわれるかもしれないリスクはとっくに説明うけていて、ひどい場合はホルモン補充療法みたいのする場合もある、とは聞いていたんだけど。
そうでなくても、何かしなくてよいのかな?
ふだん美容とアンチエイジングにとてもこだわりがあるので、見た目の変化があるとしたらすごく辛いなと思って気になり出してしまった
ためしに「女性ホルモン 見た目」でググったらこんな情報が出てきて凹む。
「女性ホルモンの一つであるエストロゲンは肌や髪への影響が知られています。 エストロゲンは、肌にハリとツヤを与えるとされています。
エストロゲンが減ると肌のハリが落ち、皮膚のかさつき、たるみ、しわなどの変化が起こります。」
そのほかにも
「見た目年齢の若い女性は女性ホルモンが多い」
「肌のたるみの原因は、エストロゲンの分泌量の低下による影響が大きい。肌のたるみの少ない人は女性ホルモンの減少スピードが遅く、量も多い」
などと出てきて、さらに凹む...。ずーん
子宮体がんで同じく広汎子宮全摘出術して、卵巣取った友達は、アメリカからクリーム取り寄せて塗ってるとか言ってたな。
ネットには漢方も良いとか書いてある。
とりあえず退院時には先生に相談してみようと思う
今日も読んでくれてありがとうございました