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天王洲アイルの運河沿いがキレイだったので、激写。だいぶお出かけできるようになりました
3月半ばからの入院がほぼ確定しつつあるけど、
今回は6週間と入院期間が長くなることや、放射線・抗がん剤という生まれて初めての未知の世界に飛び込むということもあり。
体調がどうなるかわからないので、前回の入院時よりは若干お仕事をセーブしようと考えています
といっても原稿の本数を完全には減らしたくないこともあり、少しセーブするだけだけど
※わたしはライター兼編集者の仕事をしております。フリーランスです。
できるかぎりは頑張って、どうしても無理なときは正直に「無理です」って言おうと決めました
前回の入院時は、執筆作業もむしろ息抜きになって楽しめたけど今回はどうかな...
どんなにやる気まんまんでもそのときになってみないと何が起こるかわからない。
だから編集部や取引先の人たちには、病気のことを伝えたうえで
「やるだけやるけど、もし何かあったら、そのときはごめんなさい」
と事前に予告しておこうと思う。
で、実際にやるだけやってみる。でもほんとに辛くなった時は、編集担当や取引先の代表に
「ごめんなさい、ほんとにがんばったけどやっぱ無理でした」
と根をあげる作戦でいこうと決めました
少し前までは
「一本も原稿を減らさないようにしなきゃ。できるだけ編集部や取引先の期待に応えなきゃ」メラメラ
と自分をおいこんでいたのだけれど。
ちょうど最近読んでいた本のおかげでハッと気づかされることがあった。
ライターの佐藤友美さん、通称さとゆみさんが書いている「書く仕事がしたい」という本。
その名のとおり、ライターやコラムニストなど書くことを仕事にしたい人向けの本なのですが
そこにこんなことが書いてあった。
命より重い原稿なんて、絶対にない。
だから、「あー、これはもうどうしようもない」と思ったら、SOSを出す勇気を持ってほしいです。
これ読んだとき、ちょっと涙出そうになった。
さとゆみさんのいうとおりで、命より重い原稿なんてあるわけがない。
もう少しだけ自分を甘やかしてあげなくちゃね。
これって、ライターの仕事じゃなくても、すべての仕事についていえるんじゃないかなあ。
命より重い仕事なんてないよ。
責任感強すぎてどうしてもSOSが出せない仲間の皆さま、いっしょにがんばろう
ちなみにその本、すごく読みやすいので、ライター業とかコラムニストのお仕事に興味あるひとはぜひ
初心者の方が読んでも、すでにこの類の仕事をしてるひとが読んでも、参考になると思う
コレ↓
ちなみにわたし、普段はいろんな媒体でお仕事していまして、アラフォーやアラフィフ女性をターゲットにしたメディアでも連載を持たせてもらっています。
そこではふだんエンタメ系の記事を書いているんですが...
なんと、今回の子宮頚がんの経験をコラムとして書かせてもらうことになりました。
とても勇気のいることだけど、こうした発信が、読んだ人の健康診断や受診のキッカケになれば...と思って、自ら企画を持ち込んだの。
だいたいこういう系の記事が配信されると、Yahoo!ニュースのコメント欄がたくさんついてて
中には子宮頚がんになった人のことを悪くいうかのような輩のコメントなども散見されるし
それらのコメントを見てると、世の中まだまだ、子宮頚がんに対する誤解だらけだということを痛感する。
だいたいそういうコメントに書いてあるのは
性行為のやりすぎが原因だとか、性に奔放なひとがなる病気だとか、初体験が早い人がなる病気だとか、おいおいおい...
よくもまあペラペラと適当なことを言えるよな
とはいえこうした誤解がヤフコメだけでなく、残念ながら一般的にも広がったままなのが現実で。
(おどろくことに、「子宮頚がん」でググろうとすると、検索候補のなかに「やりすぎ」って出てきてびっくりする)
こうした誤解をすこしでも解きつつ
女性なら誰しもが子宮頚がんになる可能性を秘めている。だから手遅れになるまえに、自分のからだと常に向き合ってほしい。
ということが伝わればいいな....と願って執筆を決意しました。
まだ記事になるのはいつになるかわからないけど、また決まったら報告します
そして、明日はいよいよ抗がん剤の説明を聞きにいく、婦人科受診の日です