2022年12月16日。
1週間前に受けた子宮頚がん検査(細胞診)の結果を聞きに、近所の婦人科へ。
この日は、海外在住で一時帰国している親友とお鮨ランチの約束がもともと入っていたので、婦人科は午前中に予約をいれておいた。
大丈夫、もし検査結果が悪くても、親友の胸に飛び込んで泣けばいい!!
そう覚悟を決めて婦人科へむかった。
先生からは、おりもの検査の結果は問題なかったことを言われ、ほっとしたのも束の間。
「子宮頚がん検査の方が...最悪な結果が出てしまいました」
と言われてしまった
結果からいうと、
※画像はお借りしました
この表でいうところの「V」
はっきり「がん」と書いてある。
まだ細胞診しかしていないけど、先生いわく「V」の場合は、一歩手前の段階とかではなく、すでにがん化しているだろう...とのことだった。
一刻も早く精密検査をした方がいいといわれ、
先生の出身でもある大学病院がうちから30分で行ける距離だったので、そこを紹介してもらうことに。
その日金曜だったのですが、週明けの月曜日に予約をとってもらえました。
今思うとこの時、超迅速に紹介手続きをすすめてもらえて本当にありがたかった。
だいぶ先まで大学病院の予約が取れないとかだったら、不安で耐えられなかったと思うから。
ちなみに、先生から検査結果を聞いた時は自分でもびっくりするくらい冷静だった。
そこから親友と予定どおり会ってお鮨ランチして、報告をして。
そのあと有楽町のパスポートセンターにパスポートを受け取りに行った。というのも年末から旅行に行く予定だったから。
10年パスポートを受け取りながら
「10年後はたして私は生きてるのか
5年パスポートでよかったのでは...」
なんて思いが頭をよぎる。
ていうか、そもそも海外旅行なんて行ってる場合なのか...?
そのあたりまではあまり実感がわかず、まるで他人事のようにすら思えていたんだけど
パスポートセンターを出たあと、母に電話して話しているうちに、急にこわくなってきて、銀座の街中を歩きながら涙が溢れてきた。
わたし、死んじゃったりしないよね...?
そんなわけで
この日から、わたしとがんの闘いがはじまったのです。