前回のつづき
というわけで不正出血(大量ではない。たまにおりものに混ざる程度)と、大量おりものが気になって
婦人科を受診したのが2022年12月9日のこと。
健康診断は受けていたものの、婦人科受診するのはかなりひさびさ。
前回そこのクリニックを受診したのは5年くらい前で、しかも当時は結婚していて妊活中だった。
注)わたしはバツイチ子なしで、2019年に離婚しています
当時そこの病院とは別の妊活専門クリニックに通ってたんだけど、卵管造影したあと調子が悪くなって、家からまあまあ近いそこのクリニックにかけこんだのでした。
大昔のことみたいに感じるけど5年しか経ってないのかぁ。
今やすっかりアラフォー独身ライフを謳歌しまくってるわたしだけど。そうか、妊活してた時代もあったんだっけなあ...
と、しみじみ...
さて、すっかり話がそれましたが
5年ぶりにお会いする先生に症状を伝えてみた。
先生「がん検診などは定期的に受けてますか?」
たしかちょうど一年くらい前に受けたはず...
わたし
「毎年受けてて、昨年も経膣エコーと、子宮頚がん検査を受けました。結果も異常なしでした」
先生
「ではおりものの検査をして、性病がないかどうかも含めて調べますね」
性病はたぶんないと思うがなぁ...今お付き合いしてる人もいないし...
けど膣炎とかそういうのならありえるかなあ。
そんなことを考えながら、ドキドキして診療台へ。
ところがおりもの検査のために器具を入れた途端、先生が
「うーん、これは...かなり出血してるなあ...おりものの量もすごいな」
とボソリ。
ふだん不正出血はそこまでの量ではなかったのに...。その言葉に、わたしもなんだか動揺し始めてしまった。
さらにエコーで中を見てもらったのだけど、先生が
「これ、なんだろう...」と不審そうな呟き。
なんでも、膣の中に、できもののようなものがもやもやっと見えるというのです。
それで
「念には念をで、子宮頸がんの検査もしておきましょう」
と言われ、いわゆる細胞診をやることになった。
検査をおえて診療台のイスからおりると、「かなり出血してるので数日間つづくかも」といわれて生理ナプキンと使い捨ておしぼりをわたされた。
おしぼりで吹いた途端、ギョッとした。
おしりの方まで大量の鮮血が流れていたから...
なんだかたしかに、これはただごとではなさそうな気配だよ...
診察室に戻ってからも先生の表情が曇っているのが気になって
「できものというのは、ちょっとした炎症みたいなレベルのものではないんですかね?」
とおそるおそる尋ねたけれど、先生は首を横にふる。
「子宮頸がんは、昨年も検査しているなら基本的には心配ないと思うんだけどなあ...
あとは確率はかなり低いけど膣がんというものもまれにあるんですよね...」
先生のその言葉を聞いた瞬間、
えっ。先生、がんを疑ってる?まさかわたし、がんの可能性あるってこと...?
と、一気に血の気がひいた。
ああ...がんだったらどうしよう...
病院の帰り道はすっかり足取りが重くて、夕方は仕事をするつもりが全くヤル気がおこらず。
通りかかった行きつけのカフェのハッピーアワーで
1杯、いや2杯だけやけ酒...笑
結果が出るのは1週間後。
その日の夜、なんとなく不安になって、一年前の健康診断の診断結果をガサガサと取り出してみた。
ところがなんと、衝撃の事実が発覚したのです。
というのも、経膣エコーの結果「異常なし」は見つかったけれど、なぜか子宮頚がん検診の結果がどこにもない。
探しても探しても見つからない
それで記憶の糸をたぐりよせ、ハッと気づいた。
もしかしてわたし、昨年、子宮頚がん検診受けてない...!?
どんだけ物忘れと勘違いが激しいんだって感じですが、かなりややこしい過程を説明すると...
2021年にわたし、会社を辞めてフリーランスになったんです。
それでその前の年までは会社の福利厚生のおかげで、毎年、子宮頚がん検診も含めたフルコースの健康診断を受けていたのだけど、
2021年からは会社の健康診断が受けられなくなったので、
ちょうど約一年前に、自費でプチ人間ドッグみたいなコースを申し込んだのです。
ところが自費だとけっこうな金額になってしまうため、子宮頚がんだけは、区の無料の検診を利用しよう!とケチって、そのまま受けるのを忘れてたみたい...
経膣エコーは区の無料検診にはないので、自費で受けたのだけど...
なんでそんな微妙なケチり方したんだろう
しかも自分では受けたつもりになってるんだから意味不明...
記憶すり替わっちゃってるよ...
というわけで
子宮頚がん検診は一年パスしてしまってたのです
このことによって不安がさらに倍増し、ここから気持ちの晴れない1週間を過ごすことになったのでした...
P.S
アメブロを書くのがそれこそ5年ぶり?とかなので、ひさびさの感覚をつかめず戸惑ってしまう
どうか読みづらくありませんように