オランダ生活🇳🇱31ヶ月のMegですニコニコ




昨日は近しい人の訃報を受け

弔電を書いていました。




私は私の中から言葉を紡ぎたくて

母に相談していましたが




母は特別なことは書かなくていいから

ネットで調べて一般的なものを書いたら?と。




まぁいつも、こうなのです。

普通とか、常識とか、世間とか。

私がそれらから非難されることを守ろうとする母と、私らしく在りたい私とで

大きな溝が出来ます。




失礼のないように。

迷惑をかけないように。

恥ずかしくないように。




私はとっても窮屈でした。

そこには確かに愛があるんだけど

私の欲しい愛ではなくて

たくさん悩みました。




母も、思い通りにならない私には

いつも落胆と怒りがあったと思います。




今までも何度やり合ったか分かりませんが

それでもあきらめないのが母です。




それでも挑むのが私です。




未だに私が親戚のおじさんおばさんと電話でおしゃべりしていると

隣からすー・・と(こう言いなさい)とシナリオを紙に書いて渡してきます。




私がそれを無視していると

手をつねられます。




それでも無視していると

頭をコツンと叩かれます。




これ、この間の一時帰国のときに起きた出来事です。私、もう40代なんだけど。2人の子どもを育てている母親なんだけど。




いい娘。

優しい娘。

賢い娘。




そうやって他人から褒められると

気持ちがいいみたいです。

安心するみたいです。




だから未だにいつも心配してくれる。

そこには独りよがりだけど

確かに母の愛があります。

母はそうやって今も私を守っています。




あなたのために。

あなたが困らないように。




母がくれる愛と私が欲しい愛の違いなだけ。

母も万能ではない。

私も万能ではない。

親子でも違った思考感情を持った個体。




そんなわけで

確かに失礼があったらいけないなと思い

ネットで使ってはいけない言葉を調べ




その上で私の思いを伝えたくて

結局なんだかんだと半日くらいかけて

ようやく書けて

弔電を送りました。




送った先の方が

届いたよ、ありがとうと

グループLINEで

写真を送ってくれて。




まんまと母が私の弔電を

読んでしまったのだけど




『Megの文もなかなかいいね』だって。




そろそろ信用されたい娘です。





たくさんの感謝とともに。

豪快な笑顔を忘れません。

どうぞ安らかな旅立ちでありますように。

オランダから愛を込めて。