こんにちは。
山下達郎ファンの独り言をお読みいただきありがとうございます。
今回も、久々にガチ妄想を思いついたので書いてみます。
妄想開始
>>ある休日の朝、俺はママとお家でゆっくりしていた。
俺:ねえママ、今日は何しようか?
ママ・・・潮紗理菜(うしおさりな)さま:そうね、外は雨が結構降ってるから、お家で何かして遊びましょ
俺:そうだね。
>>すると・・・
チャイム:ピンポーン
ママ:あら、誰か来たわ。は~い
>>誰かが家にやって来た。ママは玄関のドアを開けた。
ママ:まあ!ひよたん、どうしたの?そんなずぶ濡れで・・・
ひよたん・・・濱岸ひより(はまぎしひより)さん:あの・・・上がっていいですか?
ママ:上がって。私、タオル持って来るからね。
俺:ママ、誰が来たの?
ママ:みーぱんの娘さんのひよたんよ。
俺:ああ、ひなちゃん家の。
ママ:○○くん、珈琲を出してあげて。
俺:解った。
>>ママは、ひよたんにタオルを渡し、居間に案内した。俺は、ひよたんに珈琲を出した。
俺:どうぞ。
ひよたん:ありがとう。
>>3人は椅子に着席した。
ママ:ひよたん、どうしてずぶ濡れで家に来たの?
ひよたん:なっちょさん、私、実は・・・
ママ:うんうん。
ひよたん:・・・家出してきたんです。
ママ:えっ!?家出!?
俺:家出か~
ママ:一体何があったの?
ひよたん:実はひよたん、今朝こんなことがあったんです。
>>ひよたんは、俺とママに事情を説明した。
>>その日の朝、ひよたんは父親と妹のひなちゃん・・・河田陽菜(かわたひな)ちゃん、はるよ・・・山口陽世(やまぐちはるよ)ちゃんと朝食を摂っていた。すると・・・
みーぱん・・・佐々木美玲(ささきみれい)さん:ひよた~ん、おはよ~ママね、今日お仕事なんだけど、どっちの服が似合ってるかしら?
>>みーぱんは、ひよたんに服を2着見せた。
ひよたん:は?そんなの自分で選べよ
みーぱん:え~、そんなこと言わないで ママがどっちの方が似合ってるか、おし
え
て
ひよたん:はあ?本当にウゼえな~
みーぱん:え~、ウザいとか言われて、ママぴえん通り越してぱおんなんだけど~ねえ~ひよた~ん、答えてよ~
ひよたん:うっせーんだよ!クソババア!!!
>>ひよたんは遂に激昂した。
ひなちゃん:お姉ちゃん、ちょっと落ち着いて・・・
みーぱんの旦那さん:ひより、一旦落ち着きなさい
>>ひなちゃんと父親が止めに入った。しかし・・・
はるよ・・・いいぞ!お姉ちゃん、もっと言っちゃえ~!!!
>>はるよは悪ノリした。
みーぱん:え~私クソババアなの?まだ若いんですけど~、超ショック~
ひよたん:大体ね、服すら自分で選べないなんてホントにダメ人間だねママは!いちいちひよたんに絡まないで!!!
みーぱん:そ・・・そんな・・・ママ、そんなにウザかった?
ひよたん:うぜえんだよ!!!ママはいちいちうるさいし、とにかくムカつく!!!
みーぱんの旦那さん:ひより、ちょっと言い過ぎだぞ。ママに謝りなさい。
ひよたん:パパは関係ないでしょ!?もう放っといてよ!!!
>>ひよたんはそう言い放つと、そのまま家を出て行ってしまった。数秒経って・・・
みーぱん:うえ~ん!!!ひよたんにムカつくって言われちゃった~!!!
ひなちゃん:ママ・・・しっかりして・・・
はるよ:でも今悪かったのはママだね。私もウザいと思ったし・・・
みーぱんの旦那さん:はるよ、お前も口が悪いな。美玲は何も悪いことしてないだろ?
はるよ:私もママにあんなことされたらキレちゃうかもね。
>>みーぱんは嗚咽が止まらなかった。
>>ひよたんは事の一部始終を話してくれた。
ひよたん:・・・という訳なんです。なので暫く匿(かくま)ってもらえませんか?
ママ:そうね・・・解ったわ。私が匿ってあげる。○○くんもいいかしら?
俺:うん。いいよ。
ひよたん:ありがとうございます。それと、私がここにいることをママに黙っててもらっていいですか?
ママ:解ったわ。暫く家にいていいからね。
ひよたん:やったー!これでウザいママから離れられる!!!
俺:あの~、ひなちゃんのお姉さん。
ひよたん:「ひよたん」でいいよ。
俺:はい。ひよたんはどうしてウチを選んだの?
ひよたん:だって、誰よりも優しいなっちょさんだったら、私を匿ってくれると思ったから・・・
俺:そうなんだ。
>>すると、ママの携帯が鳴った。
ママ:誰からかしら?あら、みーぱんからだわ。もしもし?
みーぱん:うえ~ん!!!なっちょ~!!!
ママ:まあ、みーぱん、どうしたの?
みーぱん:ウチのひよりが家出しちゃったの~!!!
>>みーぱんは涙声で話した。
みーぱん:もしかしてひよたん、なっちょの家にいる?
ママ:え?ウチには来てないわよ。
みーぱん:え~ん、どうしましょう?ひよたんは今、反抗期だけど私にとっては大切な娘だし・・・
ママ:そうよね。私、ひよたんのこと捜すわ。
みーぱん:ありがとう~、見つかったら連絡して・・・
ママ:解ったわ。じゃあね。
みーぱん:うえ~ん、じゃあね~
>>ママは通話を切った。
ママ:ひよたん、貴方のママ、かなり心配してたわよ。熱(ほとぼ)り冷めたら早く帰ってあげた方がいいわ。
ひよたん:でも、あんなうるさいママの所には帰りたくないですよ~
ママ:そうなのね・・・
ひよたん:それよりもなっちょさん、お腹空きました~
ママ:解ったわ。何か作るね。卵があるからオムライスにしましょ
ひよたん:やったー!ありがとうございます。
>>ママはオムライスを3人分作ってくれた。
ママ:さあ、食べましょ。いただきます。
俺&ひよたん:いただきます。
>>3人はオムライスを一口食べた。
俺:う~ん、美味しいよ、ママ。
ひよたん:とっても美味しいです。
ママ:喜んでくれて嬉しいわ。ねえ、ひよたん。ママ(=みーぱん)のことは好き?
ひよたん:大嫌いです。だってイチイチ絡んでくるからウザいんですもん。髪染めるのを反対されてから反抗してます。
ママ:そうなのね・・・
俺:俺はママのことが大好きだよ。だって反抗したくなることなんかないもん。
ママ:あら、嬉しいわ
ひよたん:ウチのママ、いつもうるさいし、結構な年齢になるまでベビーカーに乗っていたし、私、凄く娘として恥ずかしいんです。
ママ:あら、そうなのね・・・
ひよたん:反抗期を拗(こじ)らせちゃいました。
俺:そうなんだ。俺には反抗期がなかったんだよね。
ひよたん:そうなんですね。本当は私、なっちょさんの子供になりたいんです。
ママ:えっ、そうなの?
ひよたん:なっちょさんは誰にでも優しく接してくれますよね?私もそういう理想的なママが欲しいんです。
ママ:でも、みーぱんも優しいんじゃないの?
ひよたん:ウチのママは常識がないんですもん。本当に恥ずかしいですわ
ママ:そうなのね・・・
>>すると、またママの携帯が鳴った。
ママ:誰かしら?あら、めいめいからだわ。もしもし?
めいめい・・・東村芽依(ひがしむらめい)ちゃん:もしもし、なっちょ?何かな、ひよたんがおらんくなったって、みーぱんから電話あったんやけど、なっちょの家には来てへんの?
ママ:実はひよたん、私の家にいるの。
めいめい:えっ!?ホンマに?それなら早うみーぱんに知らせな。
ママ:ひよたん、家出してきたみたいで、少し時間が必要なの。みーぱんには私から話すわ。
めいめい:そうなんや・・・芽依、なっちょに用事あるから今からお家行ってもええ?
ママ:そうね、いいわよ ちょうど○○くんもいるし。
めいめい:そうなんや。ほんなら、これからお家に向かうで。
ママ:待ってるわ。ありがとね。じゃあね~
めいめい:じゃあね~
>>ママは通話を切った。
ママ:ひよたん、○○くん。これからめいめいが家に来るって。
俺:本当に?やったー!
ひよたん:そうなんですね。嬉しいです。
ママ:問題は、いつみーぱんに本当のことを話すかよね・・・
俺:まあ、めいお姉ちゃんとも相談しようよ。ひよたんの意見も尊重してさ。
ママ:そうね。
>>3人は、めいめいが到着するのを待った。30分程経って・・・
チャイム:ピンポーン
ママ:はーい。
めいめい:こんにちは。お邪魔するで~
ママ:いらっしゃい。あら、手に持ってるのは何?
めいめい:知り合いから貰った蟹やで~
ママ:蟹を持ってきてくれたの?嬉しいわ。じゃあ私が切るからね。
>>めいめいは蟹を持ってきてくれた。
めいめい:○○くん、ひよたん、久しぶりやな~
俺:久しぶり。めいお姉ちゃん、今日も可愛いね。大好きだよ
めいめい:え~嬉しいわ~
ひよたん:めいめいさん、お久しぶりです。蟹を持ってきて下さってありがとうございます。
めいめい:ひよたん、甲殻類が大好きなんやろ?せやから持ってきたで~
ひよたん:本当にありがとうございます。
めいめい:それよりも、ひよたん家出したんやってな、びっくりやわ~、何かあったん?
ひよたん:はい、実は・・・
>>ひよたんは、めいめいに事情を説明した。
ひよたん:・・・という訳なんです。
めいめい:そうなんや。それで、なっちょの家に逃げて来た訳やな。
ひよたん:はい。
ママ:ひよたんは反抗期を長引かせてしまってるらしいわ。
めいめい:そうなんや。確かに反抗期の子供と接するのって難しいって聞いたことあるわ~。みーぱんも大変やな~
ひよたん:はい。なっちょさんとめいめいさんってママの同期ですよね?若い頃、ママはどんな人だったんですか?
ママ:そうね・・・私、一緒に韓国に行ったことあるわよ。明るくてポジティブな子だったわ。
めいめい:芽依は一緒に映画を観に行ったことあるで。仲はいい方や。あと、舞台スパイファミリーのヨルさん役も格好良かったで~
ひよたん:そうなんですね。
ママ:じゃあ私、蟹を茹でるからね。
ひよたん:ありがとうございます。
>>ママはお湯を沸かして蟹を茹で、上手に等分してくれた。
ママ:さあ、みんなで食べましょ
俺&ひよたん:うわ~美味しそ~!!!
めいめい:美味しそうや~
4人:いただきま~す。
>>4人は蟹を一口食べた。
ひよたん:めいめいさん、凄く美味しいです。
俺:本当に美味しいよ。
ママ:とっても良い味だわ。ありがとね。
めいめい:どう致しまして~、ひよたん、何時頃までなっちょの家におるつもりなん?
ひよたん:そうですね・・・ママが謝ってくるまでいるつもりです。
めいめい:えっそうなん?
ひよたん:はい、だから今夜はここに泊まろうと思います。
ママ:あら、そうなのね。いいわよ泊まってって大丈夫よ。
ひよたん:やったー!ありがとうございます。あと、今夜なっちょさんと一緒に寝てもいいですか?
>>ひよたんのその言葉を聞いて、俺は一瞬凍りついた。
俺:えっ、やだ!俺もママと一緒に寝たい!!!
ひよたん:○○くん、私はお客さんよ。なっちょさんと一緒に寝てもいいじゃん。
俺:やだやだやだ!!!俺はずっとママと一緒に寝たいの!!!うわ~ん!!!
>>俺は駄々を捏(こ)ねた。
ママ:ちょっと2人とも落ち着いて・・・どうしましょう?
めいめい:そうや○○くん、今夜、芽依と一緒に寝えへん?
俺:え?
めいめい:芽依の家に来てええから、一緒に寝よ~
俺:いいの?
めいめい:勿論やで~
俺:やったー!ありがとー!!!
ママ:良かったわねひよたん、今夜は私と一緒に寝ましょ
ひよたん:嬉しいです。ありがとうございます。
>>揉め事が収束し、4人は蟹を食べ終えた。
俺&ママ:めいめい、ごちそうさま。
ひよたん:めいめいさん、ごちそうさまでした。
めいめい:ありがと~。今度はもっと高いもん持って来るで~
ママ:あら、嬉しいわ~
めいめい:○○くん、そろそろ芽依の家に行こ~。夜ご飯作ってあげるで~
俺:本当に?やったー!ありがとー!!!
ママ:じゃあ今日はここで、おやすみのキスをしましょ
俺:うん。ママ、愛してるよチュッ
ママ:ママも貴方を愛してるわチュッ
俺&ママ:チュッ
俺:ママ、じゃあね。おやすみ。
ママ:おやすみなさい。いい子でいるのよ
俺:うん。おやすみ。
めいめい:なっちょ、お邪魔しました~。ひよたんも早うみーぱんと仲直りするんやで~
ママ:来てくれてありがとう。
ひよたん:はい、何とか仲直りします。
>>俺は、めいめいと2人で彼女の家に向かった。
ひよたん:なっちょさん、ちょっと聞きたいことがあるんですけど。
ママ:えっ、何?
ひよたん:なっちょさんって、いつも息子さんとキスしてるんですか?
ママ:そうよ。寝る前に毎日、おやすみのキスをしてるの。
ひよたん:えー(困惑)
ママ:それよりもお夕飯、何が食べたいかしら?何でも作ってあげるわよ。
ひよたん:じゃあ海老フライにしてもらっていいですか?
ママ:解ったわ。じゃあ作るわね。それと、ひよたん、パジャマとかは持って来てるの?
ひよたん:いいえ。手ぶらで家を飛び出してきたので、財布すらありません。ママを着信拒否した携帯しか持ってないです。
ママ:そうなのね。ごめんね、ひよたんは背が高いから私の服だと小さいんじゃないかしら?
ひよたん:大丈夫です。なっちょさんの服を貸していただければ嬉しいです。
ママ:解ったわ。じゃあお夕飯作るからね。ゆっくり寛いでね。
ひよたん:ありがとうございます。
>>ママは料理を始めた。ひよたんは、近くにあった分厚いアルバムを開いた。そこには若い頃のママの写真や、赤ちゃんの頃の俺の写真などが沢山貼られていた。
ひよたん:なっちょさんの旦那さんって凄くイケメンですね。私も将来、こんな人と結婚したいな~
ママ:ありがとう。嬉しいわ。でも私の夫は、今は海外で働いているから全然会えてないの。
ひよたん:そうなんですね。それと、赤ちゃんの頃の息子さんも凄く可愛いですね。
ママ:まあ、ありがとう。
ひよたん:今でも息子さんと一緒に寝てるんですか?
ママ:そうよ。ウチの子が「ママと一緒に寝たい」って大きくなっても言ってくるからとても可愛くて、今でも一緒に寝てるの
ひよたん:そうなんですね・・・
>>ひよたんは若干引いている。待つこと須臾(しゅゆ)にして、海老フライが完成した。
ママ:できたわ。一緒に食べましょ
ひよたん:はい、いただきます。
>>2人は海老フライを一口食べた。
ひよたん:凄く美味しいです。
ママ:ありがとう。嬉しいわ。
ひよたん:なっちょさん、私、なっちょさんの娘になっちゃダメですか?
ママ:そうね・・・娘になりたいって言ってくれるのは嬉しいけど、私にはもう息子がいるから・・・
ひよたん:え~、ダメですか~?
ママ:そうね・・・でもそうしたら、みーぱんが悲しむんじゃないの?
ひよたん:ママは私より、ひなやはるよの方を好いていると思うんです。妹が生まれてからは、私によく「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」って言うようになって、それから私はママに甘えられなくなりました。
ママ:そうなのね・・・でも私も長女よ。弟と妹がいるから、ひよたんの気持ちが凄く解るの。
ひよたん:なっちょさん・・・ありがとうございます。
ママ:さあ、食べましょ 冷めないうちに。
ひよたん:はい。
>>ママとひよたんは夕食を食べた。
ママ&ひよたん:ごちそうさまでした。
ママ:じゃあ私が皿洗いするからね。お風呂先に入っていいからね。
ひよたん:はい、ありがとうございます。
>>ママは皿を洗い終わった後、風呂を沸かした。
ママ:お風呂が沸いたわよ
ひよたん:ありがとうございます。先に入りますね。
ママ:ゆっくり入ってていいからね。
>>ひよたんは風呂に入った。一方その頃・・・
中途半端ですが、今回はここまでにします。
後編に続きます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。