男女双方の要素あるいは一方の要素は、
いずれも不妊症を引き起こす可能性がある。
不妊夫婦のうち、女性要素は40%~ 45%、男性要素は25%~ 40%、
男女双方の共通要素は20%~ 30%、
原因不明のものは約10%を占めている。
骨盤腔と子宮腔の免疫メカニズムの乱れによる排卵、
卵管機能、受精と子宮内膜容性など多くの段階に異常が現れた可能性がある、
また、先天性子官発育奇形などである可能性もある。
男性側では、精子の発生、成熟、排出、
獲得能力または受精に影響するいかなる要素も、
男性の不妊を引き起こすことができる。
また、飲酒、喫煙、麻薬などの生活習慣の悪さ、
勃起機能障害、不射精、逆行射精なども、男性不妊を招く可能性がある。