出産当日の朝は、朝6時半から始まりました。宿泊部屋から分娩室に移動し、担当の助産師さんと挨拶。




その後、麻酔担当、 Pathology の方が代わる代わる挨拶しに来られ、和やかな雰囲気で準備が進められました。




7時から促進剤ドリップが始まりましたが、すぐには痛くならず、会話をしたり、iPadに取り入れた好きな歌手のコンサートを見て過ごしていました。




が、




10時を過ぎた頃から、お腹の張った痛みのようなぎゅーっとなる痛みが増えていきました。この頃から、ベッドに手をつき、立ちながら腰回しという私の定位置が決まり、時々旦那が腰をマッサージしてくれてました。





10時頃から思っていたことは、エピジュール(無痛麻酔)をいつ頼もうかな…滝汗 てことばかり。




オーストラリアでは、エピジュールは主流の麻酔です。





良いところは、無痛、そして万が一、緊急帝王切開になった場合、意識のあるまま切開できること。旦那も術中付き添い可能で、カンガルーケア(産まれてすぐの赤ちゃんを胸で抱くこと)も可能です。《無痛を選択せず、自然分娩→緊急帝王切開になってしまった場合、緊急のレベルによっては手っ取り早い全身麻酔になり、旦那立会いもカンガルーケアもできなくなるそうです。》





悪いところは、お産が遅くなること。下半身に力がなくなるので、水中出産や立ったままの姿勢での出産はできないこと。





お産が遅くなるのはイヤだったので、なるべくギリギリまで麻酔なしで頑張ってみようと挑みました。





「我慢できないことはない…」

「みんなもっと頑張っているのか…」

「陣痛は1分頑張ればいいんだよね」

「あーでも痛い!」




私の頭の中はこの繰り返しで、決断に至ったのは11時15分頃でした。





麻酔担当の二人がすぐに駆けつけてくれました。背中に局部麻酔 (歯科治療で使用するもの) を打ち、その後エピジュールの針を打ち、針に繋がっている管を腰あたりに貼り付けてくれました。それほど痛くなかったです。





麻酔医から、陣痛の間隔が狭まっていたので、この時が恐らく最後のチャンスだったことを伝えられました。(陣痛と陣痛の合間に針を打たないといけないらしい)





危ないところだった滝汗




痛みは徐々に消えていき、あとは子宮口が全開になる時を待つのみ!!グー




痛みがないって最高ールンルン



あと2時間くらいで赤ちゃんに会えるかなー?デレデレ(←お昼頃に出産予定と言われていた)





なんて淡い期待を抱いていました。