最後の健診に行ってきました。
私の場合は、担当の先生がホリデーに入ってしまうこともあり、39週2日で陣痛促進剤を使用して出産します。
そうなると、翌週の健診はなくなり、来週の木曜日に先生と病院で会うことになります。(その前に自然と陣痛がやってくるかもしれませんが)
よく聞く ”内診グリグリ”ってされるのかな? と緊張して行ったのですが、何もなく 普段通りにお腹周りの触診、簡単なエコーで赤ちゃんを確認し、お話タイムへ。
この時に、私のマタニティーブルーについて聞いてみました。
気分がのらない。
怖い。
乳頭マッサージ、会陰マッサージを始めたことも伝えました。
すると、こういうケースはよくあるそうです。
他の妊婦さんでも乳頭マッサージをしていた間は、私のような鬱っぽい、悲しい気分に陥っていたそうです。
先生曰く、マッサージの刺激により、脳からホルモンが分泌され、そのホルモンによって気分のムラを引き起こしてしまうそうです。
先生の
「大丈夫、マッサージは痛いと感じる人は多いの」
「私も出産前後は、いつもの自分ではなかった」
「心配に思うのはよくあること」
「胸のマッサージは、無理せず、やらなくていいんだから」
「みんな同じように不安だったり、辛いと思っている。それを言葉にできるだけいいのよ」
数々の言葉により、 気が張っていた自分の何かがほぐれ、先生と、そして同行していた旦那の前で泣いてしまいました。
痛さのトラウマで子供を愛せなかったらどうしよう、と思っていた。
このまま怖い気持ちでいたら…、ハッピーな気持ちを持てなかったら、良いママになれないと感じていた。
義母は何も恐怖を感じなかったと言っていたし、今の私の気持ちが知られたら、母としての責任がないとか思われて、軽蔑されるのではないか。
そう心配していたと話すと、先生は、
「お義母さんは、良い部分しか覚えていないの。もう30年以上の前の妊娠、出産の記憶を全部覚えていると思う?出産前後の辛い、痛い、怖いという本人の感情は薄れてきて、今までの子育てで良かった思い出の方が多く記憶されているの。」
そっかぁ。そうだよね。。。。
なんかホッとしました。旦那は隣で泣いていた私の背中をさすっていました。健診前に、旦那にも似たようなことを言葉で伝え、マタニティブルーかもとは伝えていたのですが、仕事で忙しかったこともあり、あまり深く寄り添ってもらえていませんでした。
でも、先生と私の会話を聞いて、やっと、初めて自覚したんだと思います。
まさか…胸のマッサージがキッカケで、鬱の症状が出始めてしまったなんて、男性からしたら信じられないでしょうね
帰り道はすごく労わってくれました。
今後はマッサージはやめて、保湿だけしっかり継続する予定です。