名探偵に薔薇を 独自名探偵論 | みゃあねこブログ

みゃあねこブログ

デザイン・釣り・額縁・絵画・猫 時々バイク・時々美味しい食べ物

僕のヒーロは「名探偵」ってのは何度もブログに書きましたねw

僕のヒーローである名探偵に最初に出会ったのが、なんといってもあの「金田一耕助」です。

テレビが最初でしたね。だから古谷一行さんですw

その後石坂浩二さん主演、市川崑監督作品映画も見ましたし、その頃から角川文庫版を読みはじめました。

次に、江戸川乱歩の「明智小五郎」もほぼ同時期ではありますが、少年探偵団や土曜ワイド劇場で見たりして、読みましたね。

土曜ワイド劇場では天知茂さんが変装を解くところなんて、子供ながらにワクワクしました。

でも、大人向け作品は読んでてあまりいい気持ちがしなかったですし、子供向けは横溝正史作品と比べてしまって物足らない気もしました。

で、少し大人になってから新本格推理なる分野の方々が台頭し、まず読んだのが綾辻行人の「十角館の殺人」で、これに出てくる「~~」って探偵が好きになり(名前はネタバレするので言えませんw)、そしてその綾辻行人の師匠的存在である島田荘司の「御手洗潔」シリーズは、面白すぎてあっというまに読破してしまいました。

その後、その御手洗潔の原点であるシャーロックホームズものを一気読みし、今ドラマ化させれている有栖川有栖の「火村英生」や「法月綸太郎」、理系ミステリの先駆者森博嗣の「犀川草平」等々、名探偵に出会う事数知れずww

名探偵とは、やはり全知全能のようなシャーロックホームズ型が最高です。全ての事を最初からわかっていて、後から推理の根拠を求めて自分の推理の正当性を補っていくようなタイプがいいですね。
ミスマープルのような安楽椅子探偵もこの部類です。

もちろん、足で地道にかせいで苦しみながら真相にたどりつく「吉敷竹史」タイプもいいです。金田一も実はこの部類なんですよね。





さてさて、ここまでが前置きですwww
(長い前置きだww)


最近読んだ「雨の日も神様と相撲を」というのがちょっと面白くて、読んでみたくなった城平京の「名探偵に薔薇を」の探偵役「瀬川みゆき」がとてもかっこよかったです。

この作品、「メルヘン小人地獄」という劇中作からはじまる、横溝正史ばりのおどろおどろした感じと、都会的な新本格作品に負けず劣らず展開する2部構成からなるストーリーと謎解きで、最後までとっても楽しめました!

瀬川みゆきが苦悩する姿が、「吉敷竹史」を連想させて、しかも信念をまげない凜とした姿はめちゃめちゃかっこよかったです。

でも、名探偵瀬川みゆきが出てくるのはこ作品のみのようですね。残念!

他に、昔読んだ「虚構推理・鋼人七瀬」という作品も、突飛でもないストーリー内容で面白くて存分に楽しめました!

城平京、侮れませんwww


ぜひとも原作になっている「絶園のテンペスト」というアニメも見なくては!
TSUTAYAに借りに行こうww
{DA6CC108-D6FD-4919-BC33-D771165E269E:01}