スペアキー、無事作ってもらいました(写真右)。

 

 

元のよりスムーズに回ります。ホームセンターコスモさん、どうもありがとうございました。引っ越しまで一週間を切り、これが最後の訪問になるかな?名残惜しいし、もう一度行ってドカジャンでも買おうか。

 

 

 

少し前の断捨離の話題。懐かしいカセットデッキです。ほっぺの赤い少年の頃からのつきあいでした。しかし、どのボタンを押してもテープが回りません。

 

 

駆動部にゴムを使っているので、長く使うとどうしても経年劣化するのですね。もういつか忘れてしまったぐらいの昔、同様の症状が出て、秋葉原の修理屋さんで1万円ほどで直してもらったことがありました。

今も探せば修理してくれるところがあるのかな?しかし年式の古いバイクと同じで、パーツの在庫はもうないでしょう。互換品での対応となるにしても、今は修理代もアッと驚くほどとられそうです。こいつとはここで別れることにしました。

 

“おれはハイウェイを西に行く。おまえは東に行け。幸運を祈る。”

 

カセット世代でないかたもおられると思いますし、懐かしがてらにプチ解説を。

「TAPE SELECTOR」で「NORM」「CrO2」「METAL」を選びます。

 

 

「NORM」⇒「CrO2」⇒「METAL」の順に、カセットテープのグレードが上がっていきます。「NORM」は「ノーマルポジション」と呼び、テープのグレードが一番低い。ノイズが多くて、ダイナミックレンジが狭い。ロックやポップス向きですよ、と謳われていたと記憶しています。最高グレードの「METAL」こと「メタルポジション」のテープは逆にノイズが少なく、レンジが広い。クラシック向きとされていました。

 

上の写真で「000」の部分。これが「COUNTER」と記載の通りテープカウンターです。PLAYボタンを押して再生を開始すると、こちらも回り始めます。1秒経過したら「001」になるという訳ではありません。アナログでしょ(笑)?

 

下写真の「DOLBY NR」と記載されているところ。黒ボタンがノイズリダクションです。その名の通りノイズを削減してくれます。白ボタンで「DORBY B」もしくは「DORBY C」を選択します。DORBY B(ドルビー ビー)よりDORBY C(ドルビー シー)のほうが効果が高い。

 

 

私自身はノイズリダクションはあまり好きではなかったですね。録音・再生ともOFFにして使っていました。ノイズ削減と同時に元の音まで削ってしまい、DORBY Cになると違和感大有りでした。まるでリミッターをかけているかのように、小さな音がある一定のラインを越えたら急激に減衰するので不自然そのものでした。

 

メーカーはAKAI(アカイ)です(下写真)。途中でDIATONE(ダイアトーン)と合併して「A&D」というブランドになったかと。ダイアトーンはスピーカーに力を入れていたように記憶しています。

 

 

カセットデッキはもう一台、SONYのも持っていましたが、やはり同様の不具合。AKAIのと合わせて2台処分しました。

 

でもだいじょうぶ。バンドマンの定番(だった)、カセットMTRを持っているので。

こいつも古いといえば古いんですが…ハテ、動くかな?

 

 

カセットテープを出してきました。デザインに凝ってるでしょ(照)?”アルファベットシール”(商品名を失念)というものがありましてですね、ボールペンの頭などで擦るとこのようにペタッと貼りつくんです。

 

 

カセットテープカバーも凝っていますよ(赤面)。昔、FMfan、FMレコパル、FMStationといったエアチェック雑誌がありましてね。私は主にFMfanを買っていました。エアチェックというのは、FMラジオの番組を録音して楽しむことを指します。エアチェックも楽しんでいましたが、これらの雑誌にはカセットテープのインデックスカードがついていまして。上記写真の「U2」のカセットの右端に「FMfan」とありますよね。雑誌から切り取って使っていました。

 

更にこれらの雑誌は、アーティストの写真をいろいろと載せてくれていて。それもカセットテープのサイズで。すかさずアーティストの写真を切り取って、ジャケット写真のようにする訳です。下はツェッペリンのロバート・プラント(vol・左)とジミー・ペイジ(g・右)です。カッコいい…けどモッコリしすぎだぞ。

 

 

アルバムは「LED ZEPPELIN Ⅳ」です。「STAIRWAY TO HEAVEN(天国への階段)」が印象的なアルバムです。カセットテープはTDKのAE。一番グレードの低いテープです。そうそう、カセットテープのメーカーは、SONY・TDK・MAXELL・AXIAが有名どころだったかと。AXIAはインデックスカードに斉藤由貴の写真が印刷されていたことがありました。

 

 

さてさてFOSTEXのカセットMTRは動くのか?動かないのか?

下記画像をクリックで動画が開きます。

【6MB】[0:30]

※断捨離中でヘッドフォンから音を拾ったため小さい音です。聴きたいかたはボリュームを上げてね

 

よかった。無事に再生された。カセットMTRはFOSTEXの専門みたいなものですからね。さすがです。「BLACK DOG」久々に聴いたらカッコいいね。やっぱりカセットテープとLPの音は良い音ですね。CDの音はあまり好きでない。ものにもよりますがね。

 

実は断捨離中、LPもたくさん発見しまして。もう箱詰めしてしまったので、向こうで開封後記事にしてみます。スザンヌ・ヴェガのアルバムを持っていましたよ(笑)。懐かしい。

 

 

【おまけ】

 

①HALL & OATES「PRIVATE EYES」。HALL & OATESは「VOICES」が好きかな。

アルバム名も歌詞も失念していますが、MANEATERが入っているアルバムも。

「♪もぉおいちど、わちゃっわちゃっ しぃいいゆああ」(笑)。

 

 

②くろやまんさんとの共通項。

   左:RCサクセション。このカセットではないですが、名盤と思うのが「シングルマン」。感動しますね。ホントに感動します。

 右:エレファントカシマシ。3枚目の「浮世の夢」です。何か…歌が、音楽が、日本人である自分にフィットするんだよなあ。

 

 

③通りすがりの一コマ。着物屋さんで「絹活」と書かれたら、どうしてもkinooさんを連想してしまいますね。

 

 

―以上―