また数日ぶりの投稿になってしまいました。さて、今回の話題。

 

数日前、いちかわ便利帳が家に届きました。

うちの市で二年おきに配布されています。皆さんお住まいの市区町村からはこういった冊子が送られてきますか?

私はいつも楽しみにしているんですよ。こういった公のものは、守られている感じがして気に入っています。

 

 

市長は田中 甲さん。「こうと決めたら!」のキャッチフレーズ付きのポスターが町のあちこちに貼ってあります。

 

 

便利帳の内容は市の概要、行政・生活でなにかあった場合の窓口の所在、文化・スポーツ交流施設や病院などの紹介です。表紙右下に「わが街事典」と銘打ってある通りの内容です。

 

 

ブロ友さんたちが好きそうな体験農園やキャンプ場も載っています。小塚山公園は近年整備された東京外環自動車道(国道298号線)を走っていると、松戸辺りで一端を見ることができます。緑豊かで随分大きな公園、いつか行ってみよう、と思っていたところ、なるほど市民の森なんですね。

その他、別ページに掲載されていますが、クリーンスパ市川というプール・トレーニング・温泉・お食事処のある施設は良い気晴らしになります。クリーンセンター(ごみ焼却施設)に併設されており、車がビュンビュン走る道路以外にほぼ何もない物寂しい場所ですが、ちょっとした憩いの場です。

 

 

公民館というのが私は好きですね。町の小さなあったかスポットという感じがして。朴訥で利害のからまない、人本来の思いやりだとか気遣いにあふれる場所だと、勝手に思っています。

 

 

公民館に限らず、若い時分はこういう朴訥さに物足りなさを感じ、目を遣ることがなかった。冒険のある方向に目が行ったものです。

齢を重ねて自分の弱さを自覚して、今ではこういうささやかな平和が気に入っています。いつもそこにあって、平凡ながらも明るい場所。外ばかり見ていた目にふと映った足元。そこから地面の温もりを感じるではないか。ムツカシイ話は要らない。わかってもらわなくたっていい。温かい。ただただ温かいーそんな場所。

 

海外ならば教会がそんな場所になるのかしらん?日本の寺社はちと人気がなさすぎる。ただ、町で働く人の中にも警備員さんだとか清掃業務に従事されている方。この方たちにもそういったものを感じます。目立たないところで町を守ってくれている皆さんには、ただただリスペクトです。

 

思い出した。若い頃、ひとりで泣きたい時、それも声をあげて泣きたい時があって。探せどなかなか泣く場所がないんです。公民館が象徴するような場所だとか人を探すのが一番だぞ、とあの頃の自分に伝えたい(笑)。

 

ちなみにキリ番という訳ではないのですが、我がカブのオドメーター「27,777.7km」は公民館の前でした。2020年9月の出来事で、そこから3年半近く経った現時点のメーターは41,000kmを越えています。ということは、1年平均で4,000km程乗っている計算になりますね。他のカブ乗りの皆さんは1年でどの程度走ってらっしゃいますか?

 

 

 

以上になります。