人間は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ。

 

                ジェームズ・ランゲ

    

以前紹介した方法を用いて縦書きで記載。俳句や短歌をブログに掲載したい方は使ってみてね。

 

「悲しい」を「楽しい」に、「泣く」を「笑う」に置き換えてみましょうか。

 

“人間は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ。”

 

笑い上戸…かな。確かにそういう時がありますね。職場に新しい人が来て、ものすごく緊張している。何気ない会話でも意識してガハハハ笑っていたら、自分が本当に可笑しくなっちゃった、箸が転がっただけで笑っているようなことが。

 

コントロールするというのは大変なこと。パワーを使います。

生活の流れに合わせて、喜怒哀楽を感じて、感じた通り、思った通りに行動していくのが自然でしょう。ただ、肝心の生活の流れに淀みが生じたり霧が出たりして喜怒哀楽を自然に感じにくくなったら、船の汽笛の意味を持たせて笑ってみてください。生活の知恵です。

 

自然に笑っている時、自分がなぜ笑うのかなどとは考えもしない。そんな問い自体ありえない。しかし一度なぜと思ったら、それ自体が内省・反省の所産かと思います。内省し、反省するからこそ、自分が自分であるという意識を持ち、自分が自分であることに驚く。

人はもともと、自分がしていることの意味を知らずに何かをしている存在なのかもしれませんね。

 

笑っている遠い日の自分と、その小さな背中を遠目に見つめる自分。「書くシリーズ」にするつもりはなかったのだけれど、何だか繋がってきてしまいました(笑)。

 

 

10曲目はこちら。笑う門に福来る。今日も笑って行きましょう。