洋楽の歌のヒヤリング&スピーキング。

皆さんどうしてますかね?

聴きながら、ライナーノーツの歌詞と日本語訳を見て、追っていく感じでしょうか。

歌う時は?

学校の教科書で習った英単語の発音通りに歌っても、何だかしっくり来ないですよね。

 

私は子供の頃、「一度紙に平仮名で落とす」ということをしていました。

歌っている人に近い形で歌えるので良いですよ。

英文法の勉強にはならないですが、多少スピーキングが得意になるかも。何よりハッピーになれるのが良いところです(笑)。

 

試しに題材を。よりによって大酒呑みのおじいちゃんです。「他のにしろよ」という声が聞こえてきそうですが(苦笑)。

バハマのシンガー&ギタリスト、ジョゼフ・スペンスおじいちゃんです。

試しに歌詞の一番だけやってみますね(0:11~0:30)

 

・Out on the Rolling Sea by Joseph Spence

 

うろーりん しぃざしぃざす ぴぃくとぅむなうぁ

Out on the rollin' sea Jesus speaks to me

ぁうろーりん しぃーうわんにぃーろう ぇええ
Out on the rollin' sea when she rolls

あるるろーりん しぃうぇんじぃざす ぴぃくとぅみぃ びぃびぃりびぃびぃとぅとぅ
Out on the rollin' sea Jesus speaks to me

ええん ろぅでぃ じぃいん わぁれぃいろーぅ ぅえ うぇいん
Out on the rollin' sea when she rolls

 

独特のハミングが混じり、歌が進むとスキャットまで始めるので大変です。

「英語って、一度頭から日本語を抜かないとホントじゃないなあ。歌詞も英語で理解したいなあ」などと思って始めたと思います。

 

言葉を書くことは服を着ることと似ているように思います。読み手の目にまず留まるのは、書き手の存在というよりは、着ている服でしょう。まずは形から入って、バハマのTシャツを着てみましょう。

未経験の方は一度やってみてください(笑)。

 

ところでこのおじいちゃん、ただの酔いどれではないですよ。OpenDチューニング・ギター(※)の名手です。OpenDチューニングは、ゴスペル系、南方系の曲が弾きやすく歌いやすい。以前「TeaBreakギターネタ」で弾いた曲もスペンスおじいちゃんの曲です(OpenDチューニング)。一応貼っておきます。

※6弦を一音下げてE⇒Dに変更する

 

・Great Dream From Heaven(Short Ver.)

 

「言葉に向かいあう」シリーズ一回目の記事のつもりでしたが、また性懲りもなくメディアを貼ってしまった。まあ、いいさ、締めとします。