千葉県の旅の途中ですが、実際に旅行中という訳ではないので、今日は都内散歩のコーナーにしてみます。千代田区淡路町の「神田志乃多寿司」さんです。

 

 

20代の若かりし頃、この近辺で立ち仕事(接客ですね)をしていました。

一緒に働いていた人の中に、神田のある会社で社長さんをされている方がいました。「自分は道楽で働きに来てるんだよ」と言っていました。

社長さんとはいえ、それは他所の話で、私とは同僚以外の何物でもなかったのですが、妙な驕りなどは一切感じさせない方でした。お金に困っている訳ではなく、その仕事がしたくて来られていたんですね。

こちらはその社長さんが教えてくれたお店です。競馬で勝ったからと言って、偶に奢ってくれることもありました。

 

お昼こそ休憩はとるものの、ずっと立ち仕事をしていると、夕方前の15時には若者の胃袋たちはグーグー鳴り始めるんですよ。そこでここの12個入りのお稲荷さんを2つ3つ買って帰って、みんなで代わる代わる冷蔵庫の陰に行ってつまんで、また仕事に戻るという、そんな思い出のお店です。

 

リンクも貼っておきますが、海苔巻き、お稲荷さん、大阪寿司のお店です。

 

 

あれ以来という訳ではないのですが、久々に来て、近くの公園で食べてみました。

お稲荷さんはどちらかというと甘めの味付け、ジューシーで美味しい。

あの当時は食べさせてもらってない子のごとくガッツいて食べていましたので、どんな味かと訊かれてもただただ「おいしい」としか答えられなかったんですが、今、落ち着いて食べてみてもグッドです。地味だけど生姜が美味いんだよな。皆さんも東京見物の折にはぜひ利用してみてください。

 

今日はこの辺で切っとこ。