今回は台南の人々に愛されているグルメ(小吃)、碗粿(ワーグイ)のお話です。
日本人には、何なんだこの料理は?と賛否両論ですが・・・私は好きです
もちもち食感がお好きな方には、オススメの一品です。
碗粿を簡単に説明しますと・・・。
お米をすり潰して蒸し上げ、中にお肉、椎茸、ゆで卵、海老が入っています。
食感は非常にもっちりとしていて、堅めの寒天のよう
ここにとろみのある台湾お決まりの醤油ダレと、お好みでみじん切りまたはおろしニンニク・甘辛ソース(甜辣醬)をかけて食べます。
お店によっては、わさびソースが置いてあるようです。
※甜辣醬とは:台湾の小吃等でよく置いてある甘くて少し辛いとろみのあるソースです。
主食にしては、ちょいと小さめ
気軽に食べる感じです。おやつなのか、おかずなのか・・・?
私には夕飯でもOKですけどね。
しかし夕飯にするには、1杯だと少し足りなく、2杯だと多いという結論に。
2杯目を人とシェアするのがベスト?でしょうか。
魚羹湯(魚団子のあんかけスープ)とセットで食べるのが一般的のようです。
※碗粿&魚羹湯
現地の方に碗粿について、お話を聞いてみました。
かつて台南の漁港で働いている人達が、食べていたそうです。
忙しい仕事の合間に、ヘラを使って素早く食べられ(なかなか器用ですね)、腹持ちがいいことから広まったようです。確かにずっしりと腹持ちがいいです。
ヘラでケーキのように4等分、8等分に分けて食べるのが正しい食べ方のようです。
お店によって碗粿のお椀の大きさが少し違うので、4等分だとキツい場合もあります。
今ではフォークが置いてあるお店が多いので、フォークでぜひ。
お値段は日本円で一杯約110円。
スープがセットでも、220円位とリーズナブルです。
※碗粿を切り取ると中身はこんな感じ。(写真が美味しそうに見えない…ごめんなさい)
※麻豆にある碗粿のお店 碗粿蘭(阿蘭碗粿)いつ行っても、賑わっています。
碗粿蘭(阿蘭碗粿)
住所:台南市麻豆區中山路179之8號 →地図