「しおり……」
「ん?」
「そろそろ離れてくれないかな?」
「やだよっずっとこのままがいいっ!!!」
「だって10分間もこの格好…」
わたしは泣いた顔を見られるのが恥ずかしいので
ずっと圭一くんの胸部に
巻き付いています。
だって、ブサイクなんだもん。
「今、ベッドの上だし、先生きたら誤解されるぞ??」
「いやっ先生なんてこないっ!!!」
当時は中1だったもんで
先生を甘く見てました。
ガラガラ
先生キタ————————!!!!!!
「ちょ、離れろっ」
圭一くんに頭を無理やりぐいっと押され、やっと離れるわたし。
「あら。まだいたの??」
「は、はい~、まだ圭一くんの調子が良くなくて…」
「いやっ、でも俺もう帰れますよっ。」
「え、圭一く…——」
「ほら、しおり行くぞっ!!!」
手首を捕まれ思いっきり
引っ張られた。
何。
そんなに恥ずかしかったのかな?圭一くん、かわいいな

続く