11月3日、ミャンマーでは今日もお祭り。ほんとにミャンマー人はお祭り好きで、満月のたびにお祭りがあるので、毎月お祭りをやっていることになります。
さて、僕たちにとっては、雨期明け、いよいよ仕事が始まる大事な時期。お祭りを横目に見ながら、道直し再開です!
今いるのは、ネピドーのレイウェという地区のとある村。地域政府から要望があった場所で道直しのデモンストレーションを行います。その場所とは、、、
ほとんど田んぼです。
これでは、道直しではなくもはや道づくりです。
歩いてみると足がズボリ。愛用クロックスが沼の中に消えていきました。
それでも、施工をしなければなりません。
ところが、、、
土が来ない。
この施工場所に至るまでの道路状態がそもそも悪く、土を載せたトラックがスタックして現場に来れないのです。仕方がないので、まずはその部分を急いで直すことになりました。
さらに、地域政府からは90mほどだと聞いていた施工地が、実際測量してみると170mほどの全長があったり、盛り土の高さも想定より高かったりと、なかなか思うようにいかないところもあります。
それでもなんとか、施工開始にこぎつけると、
土を運び、
土のうにいれて転圧し、
重ねて、盛り土していき、
あれよあれよという間に仕事は進んでいきます。
お祭りの日にも関わらず、たくさんの村人が出てきて、せっせと働くのです。
そして作業開始から2日、なんとか形になってきたのではないでしょうか。
子どもたちも、仕事の様子を見学していました。
他にも、たくさんの子どもたちが来ていたのですが、なかなか写真を撮らせてくれません。ミャンマーの子どもたちはとてもシャイです。
最後に、村で決起集会のようなものを開きました。びっくりするぐらいたくさんの人が集まっていました。
自分たちの道は自分たちで直す、という意識を伝えるつもりで臨んだ集会ですが、そんなことを言う必要もないくらい、村人たちはやる気にあふれ、目を輝かせていました。
今回は事業の都合上、全長は施工できないのが本当に心苦しい。
それでも、あれだけやる気に満ち溢れた目をしていた村人ならば、今回のデモンストレーションで学んだ技術を生かして、今後につなげてくれるのではないか、と思います。