夏井いつきの四季めぐり・秋遍路
秀作
秋遍路しようがココアのお接待
秋遍路は、春の遍路との違いを表現する。
「秋遍路」は夏の暑さが終わり、過ごしやすい気候になってからの遍路のこと。空の高く晴れた気持ちのよい日もあれば、暮れの早い野道を歩く姿に寂しさを感じる日もある。
季語「秋遍路」は、やってくる冬の影に急かされる思いもある。
◆今月の添削
季重なりを解消する。
「足袋」は冬の季語。
→「旅脚絆(きゃはん)」「新草鞋(わらじ)」「古草鞋(わらじ)」「旅の靴」「ズック靴」などに言い換えることができる。
~空仰ぎ見て秋遍路
→~空仰ぎ見ぬ秋遍路
中七「~仰ぎ見ぬ」と言い切ることで、下五の季語がくっきりしてくる。
タゲリ
冠羽があり美しい鳥ですが、こんな泥田にいると保護色でほんとにわかりません。
何羽いるでしょう?
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8羽でした!