僕が、今までいろんな人に勧めていた
東野圭吾の「時生」は僕の中の
ナンバーワンの作品であります。
今から話すのはネタバレするような
内容ではなく
ちょっとした名言をここに書かせてくれ。
そもそも、トキオの簡単なあらすじはね
主人公の名前を宮本タクミっていうのよ。
そのタクミには奥さんがいるのよ。
その夫婦の間の息子の名前を
「宮本トキオ」っていうのよ。
んで、トキオ君は19歳の時に死ぬんだ。
正確には死んだ描写はないんだけど、
死ぬ直前の病院が場面なんだ。
んで、もうほとんど動かない
植物状態となったトキオの前で
妻とタクミが話すんだよ。
「君は信じないかもしれないが、
実は僕は前に一度こいつに会ってるんだ。」
「え?どういうこと?」
「こいつがまだ生まれる前
25年前に俺と一度会っているんだよ。」
「どこで。」
「花やしきだ。」
って言ってそこから
ずぅーーーーーーーーーーーーーっと
過去の話が続くのですわ。
んで、トキオは現に
過去の、まだトキオを知らないタクミに
会いに行くんだよ。
もちろん、22歳のタクミは
トキオのことなんて知らないのよ。
しかも、22歳のときのタクミは
すごい荒れた人で
酒大好き
喧嘩大好き
女大好き
働くことが嫌い
調子に乗ってるやつが嫌い
偉そうな顔してるやつが嫌い
ってゆー
まぁまぁまぁまぁ
荒れた人間だったわけよ。
そんな荒れた時代の父に
会いにいったトキオは絶望するのよ
んで、そこから、まぁまぁまぁまぁ
いろいろとありまして、
途中で、トキオが自分の正体を
タクミに話すシーンがあるの
ある高級ホテルの前で
タクミがまずこう言うんだよ
「俺はさ、
こんなホテルに泊まってる連中なんて
全員くそったれで
頭の中は金の事しか考えてねぇ
クソ野郎だってずっと思ってたんだよ
今だってそう思ってるさ
そんなクソな連中に比べりゃ
俺のほうがずっとまともな人間じゃねぇか
なんで俺がこんなに
落ちこぼれなくちゃいけねぇんだよ
こんな世の中なんてクソくらえだ」
んで、トキオが言うの。
「逆転のチャンスはきっとあるよ。
女にフラれたくらいでいじけてどうす・・」
「ガキのくせにわかったようなこと
言うじゃねえよ!!!!!!!
俺が一体どうやったら逆転できる
っていうんだよ言ってみろよ!!!!」
「僕はここから這い上がった
タクミさんを知ってる。
タクミさんは、僕が世界で
一番尊敬する人間になるんだ。
前にも言ったじゃんか
僕は、タクミさんの息子なんだ
タクミさんはいつか就職して
真面目に働くようになる。
そして結婚して僕が生まれる。
タクミさんは自分で会社を起こして
こんなホテルなんかオフィス代わりに
使うようになる。
そんなタクミさんを
僕は尊敬と憧れの眼差しで見つめ続けるんだ。
そして、19の時に突然僕がここにやってくる。
25年前の花やしきに。
誰かの身体を借りて、魂だけで。
どうしてこうなったのかは僕にもわからないんだ。
だけど、確かなことは
今僕の目の前には25歳の時の父親がいて
自分はダメ人間だって言っていじけてる
ってことだよ。
そして、そうじゃないってことを
僕は知ってるってことだよ。」
ってね。
これは本当に良い話だよ。
是非、人に読んでほしい。
言ってくれれば貸しますまじで。









































