心のバリアフリーナビゲーター 魂の語り部 山出 光文(やまで みつふみ)です。

それは、お互いの見たい番組を交互に見ようと言う提案でした。
つまり、1週目の土曜日は、プロレスを観て、翌週はドリフ、
その翌週はプロレスを観るという風に。
父はしぶしぶこの提案を了承してくれました。
私は2つの事で喜びを感じました。
1つは、隔週でも定期的にドリフが見る事が出来ると言う事。
2つ目は父親を納得する事が出来た事でした。
父は典型的な大正生まれの亭主関白でした。
なかなか自分の意見を曲げないところがありました。
今回すんなりと、子供である私の意見を聞き入れてくれたのです。
「やったー」心の中で小躍りするほど嬉しかった。
一周間の空白が出来るとは言え、自分の見たい番組を堂々と見る事が出来るのです。
月の一周目は我慢の土曜日、二週目は待ちに待った「全員集合」。
食卓を囲んで家族で観ました。
しかし、コマーシャルになると父はここぞとばかりにプロレス中継に変えるのです。
「そこまでやるか!」と私は子供心に思いました。
私はふと思いました「何としてもプロレスを観たくなるのはどうして」と。
プロレスはただお互いに「殴って、蹴って、ぶつかって」何か痛そうという印象でした。
しかし、この「どうして」とか「なぜ」という疑問が私を野球に向かわせたように、
ある2人のプロレスラーをテレビで観てしまったばかりに
私はプロレスにだんだんと引き寄せられて行くのでした。
続く。本日もお読み頂き有難うございました。感謝。