勇気と気づきを促す魂の語り部 山出 光文(やまで みつふみ)です。
壁当てそして母とのキャッチボールを続けていくうちに、
投げる距離が5mまでになったものの、それ以上の距離は伸びなくなりました。
手首を強くするためにダンベルを使ったり腕立て伏せをしたり、
様々な事を試しましたが思うようには行きません。
私は、いつものように、正座の状態から手首を使ってボールを
壁に向かって投げていました。
何球かボールを投げた後、私は思い切って正座から膝立ちをして
一か八か思い切って壁にボールを投げてみました。
手からボールが勢いよく離れた感覚と、
バシッというボールがダイレクトに壁に当たった音を聞きながら、
私はバランスを崩し後ろ向けに頭から倒れこんでしまいました。
そのため、直にボールが壁に当たった瞬間は見られませんでした。
しかし、明らかに今までとは違い、ボールが壁まで届いたという確信はありました。
もう一度正座をして膝立ちの体勢でボールをゆっくりと壁に向かって投げました。
今度は投げた球筋を目で追う事に成功しました。
ボールは壁に当たると共に「バシッ」と言う音を立てて跳ね返って
私の方向に向かってくるのです。
私は緊張しながらしっかりとボールをグラブに収めました。
叫びたいと言う感情を抑えてニヤニヤしていました。
何かを噛み締めるように。
この経験は更なる自信を私に植え付けてくれました。
母とのキャッチボールの際、膝立ちの状態を保ちながらボールを母へ投げ、
母の投げたボールを捕球する事が出来たのです。
今まで、山なりのボールしか投げれなかったのが、
力の入ったボールを投げる事が出来るのです。
その上、投げる距離が伸びました。
今の私は頑張っても5mが精一杯ですか、当時は約7m~8m。びっくりです。
しかし、欲張りな私は、一つ何か壁を越えると次の事がしたくなってきました。
それは打つことです。
続く
本日もお読み頂き有難うございました。感謝。